◻︎第三者の情報収集と治療
セカンドオピニオンの相談業務をしていると、患者さん以外にご家族から相談があります。
離れて暮らしている家族からや親戚の方などからも相談を受けることもあります。
そうなると
なぜアメリカのセカンドオピニオンを受けたいのか?
などわからないまま
や
患者さんの状況が分からない状態で何か情報が欲しいと連絡をいただくこともあります。
もちろん、心配でなんでもいいから役に立ちたいという気持ちは尊いと思いますが、その場合はなかなか良質な情報を得ることは難しいと思います。
よく、最新の、最先端の医療は?という質問を受けますが医療については必ずしも良い治療とは限りません。
治療は、治療の成績の科学的根拠だけではなく、患者さん自身の価値観、身体の状態やコストも関係してきます。
治療後にがんが寛解した場合でも、副作用で命に関わる場合もありますし、
治療中に、副作用で命を失うこともあります。
治療はメリットだけではなくデメリットも生じます。
大切なのは主治医と話をし、
メリット>デメリットの場合のみ、その治療を考えるステージに上がれることになります。
その次に、価値観やコストを考えていくことが必要です。
医療の治療法の情報はメリットもデメリットもあること、命が関わること、患者さんの価値観、コストがかかることを忘れないでいただければと思います。
