昨日、国立がん研究センターの国際研究交流会館にて行われた『がんゲノム医療フォーラム2016』に参加してきました。
最初に基調講演から始まりましたが、
先日、プロジェクト未来の採択でも、ご一緒させていただいた国立がん研究センター理事長の中釜先生の講演『がん医療革命〜がんゲノム医療の登場〜』はゲノム医療をとてもわかりやすくお話してくれました。
パネルディスカッションでは、
国立がん研究センター中央病院病院長の西田俊朗先生
がん対策推進協議会会長の門田守人先生
国立がん研究センター研究所長の間野博行先生
全国がん患者団体連合会理事長の天野慎介さん
タレントの山田邦子さん
厚生労働省大臣官房審議官の宮嵜雅則さん
が登壇されました。
ゲノム医療のことだけではなく、患者の意見として、困り事を天野さんや山田邦子さんが話をしてくれました。がん対策基本法の話から先日の改正法案の話まで、幅広いパネルディスカッションでした。
印象に残ったのは、
全がん連の天野さんから、がん対策基本法の話の中で命がけで推進してきた、故 山本たかし議員の言葉を話されたことです。
数年前に見て、心が震えましたが、改めて、命がけで患者や家族のために活動している天野さんから改めて聴き、動画を改めて3つ見ました。
山本たかし議員は国会でこのような発言をしています。
”がん患者はがんの進行や再発の不安、先のことが考えられない辛さなどと向き合いながら
新たな治療法の開発に期待を寄せつつ一日一日を大切に生きています”
いのちを守るのが政治家の仕事
がんも自殺も共に救えるいのちがいっぱいあるのに次々と失われているのは政治や行政、社会の対応が遅れているからです。
年間30万人のがん死亡者、3万人を超える自殺者のいのちが一人でも多く救われるように、がん対策基本法、自殺対策推進基本法の今国会での成立に向けて、何卒、議場の皆様のご理解とご協力をお願いをいたします”
山本たかし議員が逝去された後、厚生労働省大臣でした尾辻議員が素晴らしい演説もされています。
命がけで推進していくことの大切さ、1人の信念が国をも変えていく。
最後に
国会がん患者と家族の会の尾辻秀久先生と塩崎恭久厚生労働大臣の話がありました。
尾辻先生は
山本たかし議員の想いを伝えてくれました。また、日本のゲノム医療は遅れており、立法府の立場からもしっかり推進していくと力強い言葉をいただききました。
塩崎大臣からは
がん対策推進基本計画に先日可決された改正がん対策基本法を盛り込まれることをお約束するとの言葉があり、来夏に全国でがん治療ゲノムコンソーシアムの設立を含めたがんゲノム医療推進に向けた計画を策定していくとの発表がありました。
安倍晋三総理からのメッセージを代読されて、がんに立ち向かう1人1人の国民を守るための政策に取り組むとの言葉がありました。
臓器別の医療から1人1人の医療へ!
約10年ほど、がん患者さんや医療、社会保障、がんに関わる保障について関わってきましたが、ここ10年で全てが進化してきています。
2012年に8つのがんを10年間で撲滅するテキサスMDアンダーソンが掲げたムーンショット計画を聴いた時には、世界で有数のがんセンターが掲げた計画でも実際は本当に実現できるのだろうか?と疑心暗鬼でしたが、
2016年2月にアメリカはバイデン副大統領が、がん撲滅のために国として10億ドルを拠出し、がん撲滅ムーンショット・タスクフォースを発表し、
アメリカ、日本、韓国とゲノム医療の推進の計画が見えてきた今、
リレー・フォー・ライフでも掲げている、がん患者支援・がん征圧が本当に実現していく未来が見えてきた気がします。
私も、がん患者さんや家族の社会的苦痛の緩和、解決を目指し、これからもがんばります!



