【エキシピジョン】
名古屋女子大新体操部中等部高等部と、中京大新体操部男子の皆さん。さすがに今日は、キラキラの衣装を見ても勘違いしませんでした。
ひとりひとりの動きも素晴らしかったと思いますが、群舞としても見応えありました。今日はS席が取れずにA席で観戦し、演技する皆さんから少し遠かったのは残念ですが、チームの一糸乱れぬ全貌がよく見えました。全体を見渡すには、少し離れた高い所にあるA席が適していたと思います。
【沖口氏目撃】
しかも至近距離で。二度見しちまいました。ご無礼いたしました。
解説のお仕事バンザイ♪向いていると思います(さぶいギャグが聞けないのはちと残念ですが)。かつて応援していた選手の方々が、違うフィールドで活躍なさるのを見るのも、また楽し。
沖口選手といえば床と跳馬、重力を感じさせない跳躍が好きでした。床の演技にはいるとき、爪先からそーっと入っていく姿も。あれもルーティンてやつだったのでしょうか。
【内村選手の練習】
なにげに鞍馬の練習。
やはり、ウズウズするんでしょうね。
大会結果の詳細は
体操協会のサイト
または
豊田国際のサイト
から。(リンクを貼りました)
【男子跳馬】
小倉選手 新技に挑戦したそうですが、着地が決まらず残念でした。来年はきっとうまくいくと思います。ぜひ、次の大会で。二本ともDスコア6.0を跳ぶ、頼りになる選手です。
白井選手 1回目を跳んだ後、池谷氏の「今のがシライキムヒフン」という解説を聞いて、え?そうだったの?と、またしても後から驚くという体たらく。こちらに動体視力が無いだけでなく、白井選手が楽々と技をこなしていた(ように見えた)ので、すごい技に見えませんでした。やり慣れているから、もう余裕なのですね。白井選手ってそういう選手なのですね。
【平均台】
コモワ選手の演技が際立って綺麗だと思いました。優雅に舞い、止める所でピタリと止める、あの細い台の上でそれをやることの素晴らしさ。
美濃部選手の活躍を目にしてから、だいぶ長いこと経っている気がします。若い選手が登場して活躍する中で、いつも変わらず安定した演技を見せてくれている印象があります。膝のテーピングから、きっと痛いんだろうと思いましたが、演技にはその影響は感じられませんでした。
【平行棒】
加藤選手は、どの瞬間も綺麗。完成度が高いということなのだと思います。繊細な美しさとともに、頼もしさも感じます。(グラスゴーでも大切な局面でしっかり決めて、チームを支えたのは加藤選手だったと思います。) 着地のとき、左足が痛んだのでは?早く良くなれ早く良くなれ。
田中選手は、攻めていく感じのダイナミックな演技。バランスの難しいシャルロが決まってよかったです。シャルロという技の名は、田中選手を見ていて覚えました。シャルロはもう、田中選手の代名詞といってもよいのでは。
【女子床】
寺本選手 段違い平行棒のときもそうでしたが、安定していて、着地もピタリと止めて、頼もしい感じがしました。余裕で飛んで余裕で回っていた感じ。
キセニア選手 大技も美しかったと思いますが、技と技の間の仕草ひとつひとつも美しくて、納得の1位でした。
宮川選手 キセニア選手と僅差の2位。見栄えのする選手だと思います。
ファン選手 一昨年から豊田国際にも参加していると記憶しています。一昨年はそんなに難しい技がなかったと思いますが、今年は堂々の3位。日々練習を積み上げてきているのだろうと思います。
女子の体操選手は小柄な人が多いですが、小柄でも決して華奢ではありません。以前アリーナ席から至近距離で選手の皆さんを見たとき、太股や肩などの筋肉がしっかりしていて、びっくりしました。鍛えに鍛えて、こういう大会に挑んでくるのですね。
【鉄棒】
落下する選手が何人かいました。目の前で落下されると迫力あります。毛穴がキリキリ痛くなる感じ。
マービン選手 筋肉の盛り上がりというか、張りがすごく、技でというより力で勢いをつけて操っている感じ。鞍馬のスペシャリストだそうですが、鞍馬のときもそんな印象を受けました。日本の体操とは対照的な感じで、これはこれでおもしろいと思いました。
マルセル選手 体操選手には珍しい長身で、見応えある演技でした。高さ280cmの鉄棒で回ると足がついてしまうそうで、290cmに上げて、かつ、下に敷いたマットを前後に離しての演技でした。離れ技のとき、落下するか?と思ったら、長い腕をのばしてしっかり掴んでいました。会場からどよめきが。表彰台で2位の位置に立って、1位の田中選手と頭の位置が一緒という長身ぶり。
田中選手 くじで一番に演技することに。辛めに採点されがちのトップバッターにもかかわらす、文句無しの1位。田中選手は、悔しい思いをした後は格段に強くなる選手だと思います。グラスゴーでは、思い通りにいかなかったと思いますが、そこからのリオ、楽しみです。
加藤選手 みごとな着地でした。離れ技のときも姿勢が綺麗でした。日々ストイックに完成度を高めることを目指して練習していると推測します。