競技とは関係ないところでの、この大会の感想です。二日目のメモが長くなってしまいまったので、分けました。
こちらも長いので、もしもお付き合いくださる奇特な方がいらしたら、感謝します。
男子跳馬の審査委員長は、冨田洋之さんでした。
採点される側から採点する側になったのですねぇ、ひゅーひゅー。ニクいぜこの、裏切り者めが。
ちがうか。
自分の目指す体操ができなくなったからと、スッパリ引退なさったときは、もう冨田さんの演技を見られなくなってしまうことが残念で、大きな喪失感を味わいました。今も寂しさは埋まらないけれど、体操界のためにご活躍なさる姿を、二日間にわたって目の当たりにできて、本当に嬉しく思いました。
5年前の引退セレモニーのときの「これからも体操を愛して応援し続けてください。」という冨田さんのメッセージ、忘れていません。
これからも私は、体操ファンであり続けるとともに冨田さんのファンでもあり続けるのだろう…そんな予感がします。
今後もますますのご活躍とご発展を。
名前のついた技を本人が実施するところを見られるというのは、すごいことだそうです(池谷氏情報)。体操選手には、いずれ引退する日が来るから。なるほど。
もちろん、引退後も技は受け継がれ、様々な選手たちが実施してくれるのを見ることができますが、技を見て技の名称を聞くたびに、「私は、本人が実施するのをこの目で見たのだ。」と、今回のことを思い出すのだろうと思います。
シライ・キム・ヒフン、シライ、シライ2、見たわよこの目で。早すぎてわかんなかったけど。
会場でちびっ子たちに人気だったのは、トーマス・クリスチャン選手(床、跳馬、鉄棒にエントリー)。
名前を呼ばれるたびに、観客席からは「トーマス?」「トーマス!」と子どもたちの期待の声が。
きかんしゃ じゃあないからね。
そして、この方を抜きにしては豊田国際は成り立たないという、会場を盛り上げてくださった池谷氏に感謝。
私が生で体操を楽しめるようになったのは、池谷氏に負うところが大きいです。
池谷氏が、いつどんなタイミングで拍手したり声援を送ったりすればよいのかなど、会場でしてよい事いけない事、大いにやってよい事を教えてくれたり、選手の演技をオンタイムで解説しながら採点基準も教えてくれたりするうちに、いつの間にかごく自然に「ガンバ!」と声援を送ったりするようになった自分がいます。
思い起こせば5年前、初めて池谷氏のトークに触れたときは、「よくしゃべる男だなぁ。」と、正直、ひきました(すみません)。でも、リラックスしながら観戦を楽しめるようになったのは、池谷氏のおかげです。
来場者の皆さんも、そうだったのではないでしょうか。大会終盤の会場では、皆さん思い思いに拍手したり声援を送ったり、とても良い雰囲気でした。
ニュースなどで体操に興味を持たれた方が「私も生で見てみたいけど…」と思ったら、豊田国際から始めるといいかもです。
そういえば、池谷氏も「体操を愛して応援し続けてほしい」と仰ってました。
思いはひとつ。
果たす役割は多種多様。
閉会式のときに、小さなお嬢さんを連れたお隣の席の男性が「あーあ、明日からまた現実かぁ。この1ヶ月、これだけを楽しみに…」と言っていたのも印象的でした。
そうですよね。詳細は存じ上げませんが、小さななお子さんがいて日々育児に追われ、家族を支えるために頑張ってお仕事して、お仕事でも容赦なく責任とプレッシャーがのしかかってきて…お察しいたします。
会場でも、お嬢さんが飽きてぐずり始めると、お嬢さんを連れて外へ出て遊ばせたりして、ゆっくり観戦できなかったことと思います。
でもきっと、今頃はあの日の記憶を支えに頑張っていることでしょう。選手の皆さんの演技には、その力があると思います。
隣の席だけでなく、会場にはそこかしこにチビッコたちの姿が見受けられました。
その中から、体操選手を志す人がたくさん出たらいいなと思います。
体操をやっとくと体幹が鍛えられるので、別のスポーツに転向しても役に立つそうです(池谷氏情報)。
たしかに。私の狭い人間関係の中でのサンプリングとも一致します。体操をやってましたという人は身体能力が高いようで、新しいことを始めても上達が早く、パフォーマンスがひと味違います。
チビッコたち、一度はどうだい?(大人はもう間に合わないそうですが)。そう、始めるなら小さいうちに。そして、公園などでひとりで鉄棒するよりも、体操教室でちゃんとした体操の指導者に教わるのがよいそうです。
うちの子はもう中学生だから間に合わないと思いますが、もっと小さかったら…なんて妄想します。
水泳や習字やそろばんなどのように、親がやらせたい習い事の上位に体操もランキングされる日が来ることを願って、2013年のしめくくりといたします。
ありがとうございました。
2014年も良い年でありますように。
こちらも長いので、もしもお付き合いくださる奇特な方がいらしたら、感謝します。
男子跳馬の審査委員長は、冨田洋之さんでした。
採点される側から採点する側になったのですねぇ、ひゅーひゅー。ニクいぜこの、裏切り者めが。
ちがうか。
自分の目指す体操ができなくなったからと、スッパリ引退なさったときは、もう冨田さんの演技を見られなくなってしまうことが残念で、大きな喪失感を味わいました。今も寂しさは埋まらないけれど、体操界のためにご活躍なさる姿を、二日間にわたって目の当たりにできて、本当に嬉しく思いました。
5年前の引退セレモニーのときの「これからも体操を愛して応援し続けてください。」という冨田さんのメッセージ、忘れていません。
これからも私は、体操ファンであり続けるとともに冨田さんのファンでもあり続けるのだろう…そんな予感がします。
今後もますますのご活躍とご発展を。
名前のついた技を本人が実施するところを見られるというのは、すごいことだそうです(池谷氏情報)。体操選手には、いずれ引退する日が来るから。なるほど。
もちろん、引退後も技は受け継がれ、様々な選手たちが実施してくれるのを見ることができますが、技を見て技の名称を聞くたびに、「私は、本人が実施するのをこの目で見たのだ。」と、今回のことを思い出すのだろうと思います。
シライ・キム・ヒフン、シライ、シライ2、見たわよこの目で。早すぎてわかんなかったけど。
会場でちびっ子たちに人気だったのは、トーマス・クリスチャン選手(床、跳馬、鉄棒にエントリー)。
名前を呼ばれるたびに、観客席からは「トーマス?」「トーマス!」と子どもたちの期待の声が。
きかんしゃ じゃあないからね。
そして、この方を抜きにしては豊田国際は成り立たないという、会場を盛り上げてくださった池谷氏に感謝。
私が生で体操を楽しめるようになったのは、池谷氏に負うところが大きいです。
池谷氏が、いつどんなタイミングで拍手したり声援を送ったりすればよいのかなど、会場でしてよい事いけない事、大いにやってよい事を教えてくれたり、選手の演技をオンタイムで解説しながら採点基準も教えてくれたりするうちに、いつの間にかごく自然に「ガンバ!」と声援を送ったりするようになった自分がいます。
思い起こせば5年前、初めて池谷氏のトークに触れたときは、「よくしゃべる男だなぁ。」と、正直、ひきました(すみません)。でも、リラックスしながら観戦を楽しめるようになったのは、池谷氏のおかげです。
来場者の皆さんも、そうだったのではないでしょうか。大会終盤の会場では、皆さん思い思いに拍手したり声援を送ったり、とても良い雰囲気でした。
ニュースなどで体操に興味を持たれた方が「私も生で見てみたいけど…」と思ったら、豊田国際から始めるといいかもです。
そういえば、池谷氏も「体操を愛して応援し続けてほしい」と仰ってました。
思いはひとつ。
果たす役割は多種多様。
閉会式のときに、小さなお嬢さんを連れたお隣の席の男性が「あーあ、明日からまた現実かぁ。この1ヶ月、これだけを楽しみに…」と言っていたのも印象的でした。
そうですよね。詳細は存じ上げませんが、小さななお子さんがいて日々育児に追われ、家族を支えるために頑張ってお仕事して、お仕事でも容赦なく責任とプレッシャーがのしかかってきて…お察しいたします。
会場でも、お嬢さんが飽きてぐずり始めると、お嬢さんを連れて外へ出て遊ばせたりして、ゆっくり観戦できなかったことと思います。
でもきっと、今頃はあの日の記憶を支えに頑張っていることでしょう。選手の皆さんの演技には、その力があると思います。
隣の席だけでなく、会場にはそこかしこにチビッコたちの姿が見受けられました。
その中から、体操選手を志す人がたくさん出たらいいなと思います。
体操をやっとくと体幹が鍛えられるので、別のスポーツに転向しても役に立つそうです(池谷氏情報)。
たしかに。私の狭い人間関係の中でのサンプリングとも一致します。体操をやってましたという人は身体能力が高いようで、新しいことを始めても上達が早く、パフォーマンスがひと味違います。
チビッコたち、一度はどうだい?(大人はもう間に合わないそうですが)。そう、始めるなら小さいうちに。そして、公園などでひとりで鉄棒するよりも、体操教室でちゃんとした体操の指導者に教わるのがよいそうです。
うちの子はもう中学生だから間に合わないと思いますが、もっと小さかったら…なんて妄想します。
水泳や習字やそろばんなどのように、親がやらせたい習い事の上位に体操もランキングされる日が来ることを願って、2013年のしめくくりといたします。
ありがとうございました。
2014年も良い年でありますように。
