子どもが生まれるとしたら、どっちがいい?

突然娘がそんなことを尋ねてくるものですから、一瞬焦りましたが

クラスメートのおうちに赤ちゃんが生まれるそうで

弟がいい?妹がいい?と、クラスで話題になったのだそうです。

ですよね。ああ、焦ったf^_^;



娘は、女の子派だそうです。理由が

「男の子はうるさいから。」

全国の男の子の皆さま

もと男の子の皆さま

ならびに関係者の皆さま

ごめんなさい。


娘の言い分は

「だって、本当にうるさいんだもん。笑わそうとして。」

へー。おもしろいじゃん。

「給食のときにね、牛乳飲んでると、笑わそうとすんの。」

ああ、鼻から牛乳ね。

「しかも、飲み始めてすぐじゃなく、飲み込むときにやるんだよ。」

なるほど。確実に、鼻から牛乳だね。

「でしょー。そんなところにばっかアタマ使ってさ。」

とかなんとか言いながらも、なんだか楽しそうにしているので

親としては、ひと安心です。


まことに申し訳ないことですが

ある時期、娘は「男の子」という存在が嫌いでした。

ごめんなさい。これは娘の幼稚さ故でした。

元気を持て余すあまり、大きな声を出したり

乱暴とも思える行動に出たりする子がいて

はたかれたこともあったので、怖かったり

女子トイレに乱入した子にギョッとしたり

娘に変なあだ名をつけて呼んだ子に傷ついたり

そんな経験が積み重なって、男の子というだけで厭がっていたのでした。


私にもそんな時期があったので、娘の気持ちはよくわかりました。

でも、すべての男の子を嫌いになるのは極端すぎますし

やんちゃは将来大物のしるし!でもありますから

なんとかうまく、仲良くやっていけたらと、密かに願っていましたところ

あるときから、様子が変わりました。

いったい何がそうさせたのか、原因は不明ではありますが

とにかく、男の子は厭な存在ではなく、おもしろい存在に変わったようです。


もちろん、個別にウマが合う合わないはあるにしても

ひっくり返ったカナブンの真似が上手な子とか

一日に5個忘れ物をして、忘れ物記録を更新をした子とか

「研究」と称して、学校に蛙を連れてきた子とか

(ミラクルファンタスティック・アミューズメントパークですね)

そんな話を楽しそうにする娘を見ると、克服できたんだなと、ホッとします。

修学旅行を目前に、班ごとの自由行動も

男女混合の班で、仲良く楽しく打ち合わせできているようです。

まったくもって、うちの子も成長したもんだ。

ミラクルファンタスティック アミューズメントパークのみなさんに感謝。



ちなみに、私はどっちでもいい派です。

子どもを授かったことが奇跡みたいに思えるし

なによりも、配偶者に恵まれたこと自体が奇跡ですから

こんなに恵まれて、もったいないくらいです。



さてさて、クラスメートのおうちに生まれてくるのは、どっちかな?

楽しみですね。