9月になって、ペタボタンを新しくなさった方、たくさんおいでですね。

私の携帯の待ちうけにも来てくれました。

先日のイラストライブ(by Akihisaさん )で描かれた

あの幻想的なイラスト のペタボタンです。

ライブで3回目にアップされたのがこちら( ↓ クリックしてねラブラブ)。

左脚が上がっているのを見て、私はてっきり「女王様とお呼びっ!」かとあせる

だって、踏まれてみたいと思いませんか?こんな綺麗なお姉さまに。

思わないか。

はい、イラストライブにR指定はございませんにひひ

のはずです。


R指定こそありませんが、完成版 のなんと幻想的で妖しいこと!!

ましても、意表を尽かれました。

このシーンの彼女を

「パーティー会場から出てきたところ、というようなイメージ」

とAkihisaさんは説明しています。

私には、お月様に誘われて闇の底から浮かび上がってきたようにも見えます。

左手の薔薇が、だんだん枯れて来るのではと。

そう、彼女はきっと、バンパイアにちがいありません。

他にいったい何があるというのでしょう( ← 独断と偏見)

夜道をひとりで歩いていても、誰も声をかけることができない。

ふるいつきたくなるような美人なのに、絶対誰も手を出せない。

なぜなら彼女は永い時を生きてきたから。

何気ない仕草にも、ただよう気迫がちがいます。

人間なんて長生きしてもせいぜい120年。

彼女から見れば、お子ちゃまにちがいありません。

ひとりの人間の生涯の何倍もの時の中で、何倍もの喜びや哀しみを経験し

誰も理解できない孤独を抱えて生き続ける彼女。

足元のうさぎだけが唯一の理解者。

うさぎに姿を変えているだけで、実はちょーかっこいいイケメンだったりして。


ウサギ おかえり。パーティーはどうだった?

おとめ座 どうって、いつもと同じよ。変わりばえの無い風景だったわ。

ウサギ またそんな、冷めたことを。

おとめ座 私を理解できる人なんていない。

ウサギ そんなこと。

おとめ座 だって、いつだって人間のほうが先に逝くのよ。

ウサギ ・・・

おとめ座 大丈夫。もう慣れてる。

ウサギ ・・・

おとめ座 今までもひとりで生きてきたし、これからもひとり。そう決めてるから。

ウサギ ひとりじゃない。

おとめ座 そうね。そうだったわね。

ウサギ 帰ろう。



なんてね。

以上、今月の妄想劇場でした。

描き手の意図とはまったく関係ありませんので、あしからず。


こんなことを妄想してしまうのはたぶん、萩尾望都 さんの影響だと思います。

夢中になって読んだ時期がありました( → こういうの )。