娘が保育園に通っていた頃は、調査票が毎年配られ

家族構成や健康状態を記入して提出していました。

また、その調査票の中には

「よくいっしょにあそぶお友だち」の名前を書く欄があり

そこに名前を書いたお友達とは

翌年の組分けでは別々の組にふり分けられていました。


その保育園と、娘が通っている小学校はすぐお隣で

卒園した子どもたちはほぼ全員がお隣の小学校に通います。

小学校のクラス分けには保育園の先生も参加するそうです。

クラス編成のふたをあけてみれば…やっぱり。


小学校でも「○○ちゃんとはいつも仲良くしてもらっている」

という情報が先生の耳に入ると

翌年は別々のクラスに編成されていることがあるそうです。


人なつこくもなく、社交的でもなく、どちらかといえば不器用な娘は

新しいクラスになじむまでに、とても時間がかかりますネコ

夏休みを迎える頃になってもまだしっくりこなくて

10月頃になってやっと、笑顔がたくさん出るようになります。

やっとクラスに慣れて、いい感じになってきたところでハイ終了!

年度が変わるとまたふり出しに戻ります。


そんなシャッフルな年月を重ねて5年生になりました。

これだけシャッフルされ続けると、人脈も蓄積されます。

どんなクラス編成になろうと必ずひとりやふたり

仲良しの子と一緒になります。

毎年4月の授業参観では、緊張してこわばり気味だった娘が

今年はリラックスした表情で、よく笑いよくしゃべっていました。

とっても仲良しのお友だちがすぐ隣にいたし

おもしろい言動でみんなを笑わせてくれる子も同じクラスにいました。

蓄積されてきた人脈が花開きましたクラッカー


より多くのお友だちと仲良くなってほしいから引き離すのだそうです。

深い。

ひとりでは子どもは育てられない。

つくづくそう思います。

学校や地域の皆さんに育てていただいていますハート


出会いと同じくらい別れも大切。

しばし引き裂かれるような思いをしても、大丈夫ダイジョブ。

新しい出会いとより豊かな人生への前ぶれでしかないし

素敵な関係は、離れても終わったりはしないから。