改札を通った先にお弁当屋さんの屋台。

さんま寿司と目が合う。

青光りするてりてりの締まってそうな身に

吸い寄せられるようにフラフラ寄っていくと

お店の奥さんが耳元で熱く囁いた。



「2つで千円。一個だと630円だけどね。」



それ買ったぁ!



ほくほくしながらホームに向かいつつ

ふと振り返ると

いないよ2つも買ってる人。



プロの目は一瞬にして大食いを見抜くのか?