体脂肪率を測定したときに、もしも

あら1%減ったわラブラブ

ということがあっても

単純に喜んではいけません。

測定には誤差がつきものです。


と、私は自分に言い聞かせます汗



絶対精度繰り返し精度というものがありますから

今ここに出ている数値は

ほんとうの体脂肪率とどのくらい食いちがっているのか

考える必要があるからです。



繰り返し精度はわりと単純で理解しやすいと思います。

時間をおかずに何度か繰り返して測定してみて

毎回数値がばらつくようなら

繰り返し精度が低い(悪い)ことになります。

たとえば体脂肪率

1回目が23%
2回目が30%
3回目が20%
4回目が15%、…

などとばらつくようなら

その体脂肪計は

繰り返し精度が低い(悪い)ことになります。



もしも

1回目が22.8%
2回目が23%
3回目が23.4%
4回目が22.8%、…

と、ほぼ同じ数値が出てくるなら

繰り返し精度は高い(良い)のですが

ほんとうに23%なの?

ということも考える必要があります。

もしかしたら

ほんとうは体脂肪率30%かもしれないのに

23%をはじき出している可能性もあるのです。

絶対精度が低い(悪い)という状態です。

絶対精度をわりだすのは

不可能ではありませんが

なかなかむずかしい問題です。




体脂肪率の測定法として最も一般的なのは

インピーダンス法だそうです。

体に微弱な電流を流して抵抗値を測定し

抵抗値にもとづいて脂肪量を算出しているそうです。

この方式は

抵抗値じたい誤差を含みますし

測定器のメーカーによって

算出のノウハウも違うそうです。

だから

絶対精度は高くないと思っておいたほうが無難です。



真実は神の味噌汁天使



なのですが

何もかも信用できない…わけでもありません。

メーカーさんに精度を問い合わせることもできますし

誤差があることをふまえて

そういうつもりで測定値と向き合えば

大きくかんちがいすることはありません。


また、

同じもので測定し続けるることで

測定条件を一定に保つことができますから

数値の変動を見れば

自分の体が変化しているのかいないのか?

変化しているならどんなふうに?

という目安にはなります。



数字に一喜一憂しないで

続けることが大事です。

と、私は自分に言い聞かせます汗



絶対精度と繰り返し精度がどのくらいなのか

あたりをつけることもできますが

これについてはまたいつか

気がむいたら。




※数字はフィクションです。