なんでも、力道山生誕100年ってことらしく、衛星劇場チャンネルで力道山主演の映画を放送しだしました。
最初に放送されたのは、「激闘」という映画で、力道山でない役を演じたアクション物。
今日録画したのを見たのが
「純情部隊」こちらは力道山とリンクした話で、「光田」という役名でスタート。
戦時中の話で、関取ながら応召された二等兵役。向かって左は上官役の東千代之介、これはいい上官。
二等兵仲間。進藤英太郎、おお!「おやじ太鼓」!!
こちらはディックミネ。もうこのへんになると、あっしも名前くらいしかわかりません!
そして、悪い上官が、駿河海!!!!
なので、上から目線で力道山に接して
殴ったり、投げ飛ばしたり、やりたい放題。力道山は無抵抗。
全員出撃体制となり、マゲを切ることになるも、翌日に玉音放送が!左にいるのは堺駿二。マチャアキのお父さんやね!
で5年後のクリスマスにみんなで集まろうと約束する
ディックミネは人気歌手になっていて
東千代之介も人気スターに、そしてサンタクロースのバイトをしていたのが
力道山。
しかし、クビになり、昔の仲間でプロレスラーにならせようと画策。
トレーニングを重ねてデビュー
このへんから、「力道山」としての話になり、このマイクシャープ戦は実際の試合映像のよう。
そして、一足先にプロレスラーになっていたのが憎き上官だった駿河海。役名は岩田。
岩田さん、なにしにきたんですか?
関取と柔道七段の俺とどっちが強いかやってみるか!
実際は同じ相撲あがりだった両者のわけですが、ここでは駿河海は柔道家の設定。
となると、「力道山対木村政彦」の一戦をリンクしているわけだね。この映画は1957年上演ってことなので、木村戦はすでに行われていたわけです。
握手も拒否。駿河海がいいヒール役やっておーーーーる!!
駿河海の映像って力士時代、アーカイブ場所で見たことあるような、ないような。プロレスの試合映像も記憶にないなぁ。
執拗に足攻めする駿河海
投げも決めて
攻勢に
いいヒールっぷりだ。
この時点では映画の相手役に抜擢するくらいだから、駿河海のことを買っていたような力道山。その後東富士が入門すると、そちらについたイメージ。給料も払われなくなって引退したと。まぁこのへんは門茂男氏の書物からの資料しかないので、本当のところはわかりませんけど。
おお!これはフロントネックチャンスリードロップでは!!??
試合はまぁ想定通りチョップの嵐で
KO勝利
レフェリーは九州山。このへんの人たちにちゃんと出演料あげたかどうかは、怪しい?これも門茂男さんの書物の影響で、力道山は銭ゲバのイメージついちゃってるので。もうみんな亡くなってるから、闇の中ですね。
日本チャンピオンになってめでたしめでたし。実際力道山は日本ヘビー級チャンピオンになって、駿河海は初代日本ジュニアヘビー級チャンピオンになっています。
こういう進藤英太郎のはしゃぎぶりの描写が唱和っぽくてよき!
いろいろ貴重で面白かったわ!!まだあるのかな??