きっと病気になってから、少し精神的に不安定になったことも関係あるのかもしれないけど、
恋人の態度に不満が募り始めた私。

週末約束していても、小さなことでキャンセルされることも、今までは気にならなかったのに(私も結構自由人だから)、あれ以来、

(またか~。どうせこの人、私が病気になったってどっかに遊びに行くんだろうしなぁ。ま、あの時だってそうだったし。)

とか卑屈になるように。

そして月日は流れ、3月11日の大震災。
私は宮城県住みで、会社は海から10分の場所にありました。
もの凄い揺れで、ずっとおさまらないんじゃないかってくらい揺れて、おさまってからも電気は落ちて状況も分からず、車に走った私がラジオから聞いたのは津波が10メートル!?
当日の利用者様50名くらいをあたふた車に乗せて近くの避難所へ皆で移動。
津波は近くまで来ていたけど無事でした。
深夜凍える体育館で落ち着いてから恋人に電話をかけてみたけど繋がらず、鳴っても出ない。
心配で泣きたい一夜でした。
次の日にようやく連絡がついた恋人は、元気で、震災後すぐに実家のある市まで車を飛ばし、家族と友人たちの無事を確認し、そのまま実家で寝てしまったと。
恋人が無事だったことに安心しながらも、その間、彼の頭の中に私がいなかったことにも衝撃を受けました(笑)
あ、まじか(笑)
とか言った気がしますもん(笑)

それも大きなきっかけになり、数日後別れを告げました。

多分、私と彼は合わないんだなぁって。
私は少し恋人に依存しすぎるタイプなのかな?とかも反省して考えたけど…
いや、そんなことないはずって反省しきれなかったり(笑)

病気に、震災に、大きな出来事が次々起こって
その辛いときに恋人が寄り添ってくれないなんて、恋人がいる意味ないやーって思っちゃったんですね~

勿論それだけじゃなく色々あったけど(定期的な風俗通い発見とかね(笑))。

とにかく、お別れするしかないなって。

恋人はまぁごねてごねて。
泣きながらごねて(笑)
そんなに手放すのが惜しいんならもっと上手くキープしなさいよ、ばか。って言ってやりましたけど。
きちんと別れるのに数ヶ月かかったけど、今は普通に仲良く食事する友人になりました(笑)

あ、私変わったな~って思ったのは今の恋人と付き合ってから。