入院2日目【手術当日】後編 | 40代夫婦の暮らしと乳ガン日記

40代夫婦の暮らしと乳ガン日記

2022年5月、43歳目前にして乳ガンになりました。
世界一元気なガン患者を目指す私の病気がわかるまで〜闘病生活についての備忘録です。

美味しいゴハンをこよなく愛する40代夫婦2人暮らしの日常。グルメや旅行、好きなものについても気ままに綴ります。

 

    

2022年5月 クリニックにて乳がん発覚

浸潤性乳管癌(右胸9㎜程)恐らくホルモンタイプ

2022年6〜 7月 大学病院受診・検査の日々

2022年8月 入院

      乳房温存手術・センチネルリンパ生検

2022年9月 病理結果

 

   


前編はこちら

 

 

いよいよ手術の時間です!

13:30頃、そろそろ準備して行きましょう!と看護師さんが呼びに来ました。

検温、血圧、酸素量の測定。お手洗いを済ませ歩いて手術室まで向かいます。

オペ室担当の看護師さんに引き渡される時には、頑張ってくださいね!と笑顔で見送ってくれました。

が、ここまで来てもまだ実感湧かず知らんぷり

 

手術室の様子

11番の手術室へ入り、たくさんの担当スタッフの方々が出迎えてくれました。

想像以上に広くて明るい手術室。キョロキョロしながら手術台へ横になります。

改めてアレルギー有無の確認、術式の説明。

酸素マスクを付けられ、麻酔前の点滴。

「麻薬系のお薬が入るので、少しぼーっとしますよ」

うわぁー!!ぐわんぐわんするー!!

めまいとも違う、体がぐるぐる回転するような感覚。酔いそうあせる

その後すぐに麻酔が入り、記憶はここまで。

 

手術終了

名前を呼ばれて目を開けました。眩しい…

長ーい夢を見ていたような、不思議な気分で目覚めました。何故か泣いてたし泣き笑い

看護師さんの問いかけに答えようとするも、声が出ない!喉痛いっ!!なんじゃこりゃー!?と軽くパニックに。

すぐに看護師さん、「挿管したから喉痛いですよね」と察してくれたおかけで状況を理解。落ち着きました。

はぁ〜、びっくりした!

 

軽くトリップ

病室へ戻ると痛みが出てきたので、痛み止めの点滴を入れてもらいます。

すると眠気に襲われ、うつらうつら…

このお薬のせいなのか、ここからが大変!

ふわふわと体が宙に浮いてる感じ?自分の体がどんどん遠くに感じるようになり、まさか幽体離脱か!?となる。(経験ないけど)

それから、聴覚が異常に良くなった感覚に。小さな物音まではっきり聞こえるし、遠くの足音も至近距離に感じて、迫ってくるみたい!怖い!!

えーい、寝てしまえ!と目を閉じます。

 

術後の説明

大汗かいて目覚めると、先生が様子を見に来てくれてました。

「次のオペがあってすぐに来れずすみませんー、ご気分どうですか?」と。

バストバンドとガーゼを外し、傷口チェック

「暑かったねー、痛かったねー。」

と優しく声をかけてくれました。

汗だくでごめんなさい、先生…

「リンパに転移もなく、良性のしこりも含めて取り切れていると思います」

良かったー!!転移なし泣き笑い泣き笑い

意識がはっきりしない頃、なんとなく聞こえた看護師さんたちの会話。
「傷口の確認しましょう。あら!綺麗ねー!かなり綺麗よね?」って言ってたっけ。
先生、ありがとうございました♡

 

術後2時間半で

・酸素マスクが取れる

・起き上がりその場で足踏み→少しクラクラ

・病棟のフロア一周歩く→普通に歩けた!

・尿管外れスッキリ

・夕飯食べる→さすがに完食できず

この日に限って天ぷら。絶食明けに油物はちょっと…

 

そして、たまらなく眠くなり、消灯時間を待たずに就寝ぐぅぐぅ

この後、何度か目覚めてトイレへ行く度、麻酔なのか注射なのか、とにかく薬品臭い硫黄のような臭いに悩まされました。これ、なんの臭いなの?

水ガブ飲み+点滴でデトックスしなきゃ!