こんにちは
ミズクラピアノスクールです
此度もご訪問ありがとうございます
ショパンコンクール 2025も佳境
ファイナルの真っ只中ですね
昨夜のエリック・ルーは
幻想ポロネーズ、協奏曲第2番ともに
本当に、素晴らしいの一言でした…。
(語彙力が低下してしまう
)
今夜は進藤実優さんの登場。
リアタイで応援します！
さて、もうファイナルも２日目なわけですが
そろそろ誰もが占っているであろう
優勝は…？
それぞれのファイナリストについて
視聴した感想、私が思うこと…
勝手につらつらと挙げてまいります。
ファイナル１日目 (日本時間10/18)
1、ティエンヨウ・リ(中国)
もうここまでくると、
皆が大変な実力者なわけで…
当たり前ですが、技術も表現もハイレベル
三次予選の演奏を聴いた時点で、
この人はファイナル決定だろうなと思いました。
さて、その
ファイナルの演奏は…
まずは歴史上初・ファイナルルールが変更されての
トップバッター、本当にお疲れさまでした！
幻想ポロネーズ→良かったです。ただ、この後に続くセッションで、もっと深い音を出すコンテスタントはいる…とは思ってしまいました。トップバッターゆえに点数も出し惜しみされるかなぁ…
協奏曲第１番→三楽章に特に良さが出ていたと思いました。ただ、これもやはりトップバッターのせいなのか…？全体的にオケがイマイチでちょっと気の毒でした。ボレイコさ〜ん、お願いだから初めから何とかしてあげて！
2、エリック・ルー(USA)
もうね…
幻想ポロネーズも協奏曲第2番も
エリックだもん、上手いに決まってる
って耳で、皆が聴いているんですよ
おそらく（笑）
そして、それを裏切らず
完全に、期待通り…もしくは期待以上に、
至高のショパンを聴かせてくれるエリック…
プレッシャーを感じていないせいか
1人だけ、どことなく余裕が漂います。
慈愛に満ちた表情で、本当に音が優しい…
優しくて、美しくて、それでいて
どこか孤独で悲しい
17才でショパコン4位の天才が
その後10年、ショパンを勉強し続けて
完全に、咀嚼を完了してきているんです。
そりゃ、水準が違います…
実際、今回のコンクールにおいて
彼と同じレベルでショパンを弾いている
コンテスタントはいないのですから
普通に考えたら、優勝です。
ただ、ショパンコンクールは
今後、コンクールの看板を背負っていく
スター性と将来性、フレッシュさや目新しさ
をもつピアニストを
優勝者に選ぶと、聞いた事があります。
「将来性」や「目新しさ」の点において…
すでに入賞し、国際的ピアニストとして
活躍しているエリックよりも
他に推したい若手がいるとすれば
その思惑が点数に表れる…かもしれない。
まあ、私とすれば
もう優勝は別に誰でも…
エリックが最高である事に
何ら変わりがないのですけどね
3、ティエンヤオ・リュー(中国)
16才の愛くるしい天才少女🫶
この子はもう、今回の台風の目！
ポテンシャル半端ない…
幻想ポロネーズ→ いやまず16才が幻ポロをここまで弾ける事に感嘆…（笑）彼女特有のフェアリーな音がマッチしているところもありましたが、ショパン晩年の最後の大作をどう表現するかといったところにおいては、さすがに今はまだお若い…といった印象。しかし、ポテンシャルは抜群。
5年後にぜひまた聴かせてください！
ティエンヤオちゃん！
協奏曲第１番→彼女の純真さ、フレッシュな感性がうまくハマり、胸がキュンとする箇所がいくつも。
ただ、少しオケを置いて行きそうになったところあったかな…？まあ、でもオケもフォローするぜ〜！ってやる気出してたような感じがしないでもない（笑）
そう言えば、前回のブルース・リウの時にも、オケがノリッノリだった記憶。
まあ、やっぱり、プロと言えど人間だから…ね。
4、ヴィンセント・オン(マレーシア)
この方も、今回のショパンコンクールで
ファンを急増させているはず…
幻想ポロネーズ→やや個性的な表現とも思いもするけれど、全体の流れが良く、彼の独特かつ豊かな感性に引き込まれます。24歳、さりげなく随所で深みのある音も聴かせてくれました。
音楽性もさる事ながら、オンリーワンの強い個性に聴衆も喜んでいましたね。
協奏曲第１番→第一楽章のピアノパートに入るところで、幸せそうに微笑みながら弾いていたのが印象的でした。ああ、協奏曲、嬉しいんだなぁ…と。
そういう瞬間は、美しいですよね。
個性を出しながらもショパンの音楽は絶対に崩さない敬意と絶妙なバランス。
しかし…すみません…連日の寝不足が祟り
途中で意識が飛び…
第二楽章から記憶が…
ない
また時間のある時に聴きます〜
そうこうしている間に
進藤さんのステージの時間がキター！！
また寝落ちてしまうかも知れないけど…
応援してきます！