知らないと損?映えする御朱印が頂ける『関東三鶴』の1つ、鶴峯八幡宮…周辺で見つけた珍しいもの2つ
小湊鉄道「光風台」駅から徒歩15分(千葉県市原市中高根1223)・・・山間の農村集落にある鶴峯八幡宮は、鶴岡八幡宮(鎌倉)、鶴谷八幡宮(館山)と共に『関東三鶴』と言われています。
えっ?、鎌倉の鶴岡八幡宮以外は知らないって??
それは勿体無い・・・ここは規模が小さいながらも、「映え」する御朱印が拝受できる神社として、知る人ぞ知る神社なのですよ!
御神水
先ずは、昭和39年に架けられた神橋を渡ってすぐ左手にある御神水を採りに行きましょう♪
朱色の神橋の下は清らかな小川が流れているのですが、手水者の脇を小川がある低い場所まで下りた畔に御神水があります。
向かって左は銭洗弁財天や御神水のお水取り用で、右は水みくじを浮かべる用・・・左手の水を1口頂きましたが、これぞ「ザ水!」といった感じで、余計な味がしない無味無臭“本物の水”。
冷たく冷えていて美味しかったですよ!
ちなみに、このエリアには他に弁財天様もいらっしゃいます。
真石
拝殿に上がる階段右側にある大きな石は、真石といって厄難除けの御利益があるとそうです。
残念ながら、本ブログ管理者はこの日の夕方、帰り道に自転車で転倒して血だらけになりましたが・・・
キズパワーバンド貼っても体液が滲み溢れ出る日々が数日間続いて、散々な目に遭ったんですけど、これは毒出し(好転反応)なのでしょうかね?
拝殿と御朱印
御朱印などは拝殿の右手前にある社務所内で頂くことが出来ます。
直書きしていただける通常モノから、季節や毎月限定の見開き2頁大サイズで書置きタイプのモノまで、複数種類があります(初穂料1頁モノ500円、見開き2頁サイズ1000円)。
特に、季節(月参り)限定のモノがカラフルで映えする御朱印として、「知る人ぞ知る」存在になり都市近郊にある小さな農村の鎮守社程度の大きさで、場所も奥まった所なのにもかかわらず、この日も五月雨的に参拝者が訪れていました。
社務所受付にいる年配女性の対応が柔らかいことでも有名・・・御朱印は予め申込用紙に記入して、直書きの場合は持参の御朱印帳に付箋を貼ってから受付していただきます。
御神木
社務所向かい側にある若竹之宮相殿と厄除獅子殿の間に、奥へ続く道があり、進んで行くと真正面に樹齢400年と言われる大杉の御神木がありました。
本来、このエリアは上総大國魂神社や三峯神社といった境内社が鎮座し、以前はもっと鬱蒼と木々が生い茂っていたのですが、2019年秋の台風で倒れてしまった木もあるようです。
鶴峯八幡宮が鎮座する千葉県市原市は、2019年の台風で最も被害が大きかった自治体の1つで、神社としても復旧工事を進めているらしく、この日も土木作業者の姿がありました。
神社前の県道
道幅3.6m級の狭隘県道(険道)で、「県道」とは名ばかりの状態です。
神社入口の鳥居左側には「中高根小学校跡」の碑が立っていました・・・かつてはこの神社が集落の中心だったのでしょうか?
現在は、近隣に開発された光風台団地に新たな地域の拠点が出来上がっています。
一般県道144号線粁標
神社入口から230m南側の地点には、1kmの距離標(キロポスト)が存在します。
※千葉県道144号「南総姉崎線」
千葉県内を自転車で走行することが多い本ブログ管理者ですが、千葉県管理の道路で、この形態の距離標が残存している例は(全く無いわけではありませんが)非常に少ない「珍」なもの。
しかも、千葉県が管理する道路の場合は、起点から終点に向かって通常の道路左端ではなく右側に存在するのが特徴です。
埼玉県の同種標識に似ている(色違い)な形状にも見えますが、記載内容は若干異なります。
残念ながら、1km先の「起点」には標識は埋め込まれておらず、「0k」と手書き白ペイントで路面に直接表記されていただけでした。
ここに残存する道標は昭和10年建立のモノで、左は「君津郡平岡(現在は東京ドイツ村があるあたり)」、右は「八幡鶴舞県道(現在の国道297号)に至る」と文字が刻まれています。
長閑な田園地帯を小湊鉄道のディーゼルカーが走り過ぎて行きました。
旧車発見
神社から3km北にある道の駅で食事しようと市原IC方面に向かって自転車を走らせていたところ、神社を背にして道の駅まであと1kmの地点の右側にある飲食店看板に紛れた姿を発見。
そうです・・・これは1962~1970年に製造販売された初代マツダキャロル!
ナンバーは外されていますが、外観は綺麗に磨かれ輝いています。
せっかくなので、この店で食事を・・・と思いましたが営業時間前だったので、道の駅まで走り続けることにしました。。。
いかがでしたか?
皆さんも是非とも、市原市の小湊鉄道沿線をお散歩して、「珍」なモノを発見してはいかがでしょうか。。。