毎日仕事をしていますと、
婚活中の方からのお電話でのお問い合わせが
数多くあります。
今日は直近のお問い合わせを
一つご紹介したいと思います。
真澄さん（仮名、52歳）
某相談所にご入会活動中です。
現在真剣交際中の匡洋さん（仮名、56歳）と
6か月が過ぎるのに、
どのように向き合っていいかがわからずに、
お問い合わせを頂きました。
通常、カンパネラが加盟している
IBJと言う連盟の規約によりますと、
お見合い日から3か月で成婚退会
ということになります。
婚活での結婚は、自身で期限を決め、
その中でスケジューリングをし、
短期集中型やっていくほどに
結果が出せることは
以前にもお話した通りです。
現在入会中の相談所のカウンセラーさんから
真剣交際に入って6か月になるにも拘わらず、
何もアドバイスも受けることが出来ずに、
かといって、
このままずーっと、
匡洋さんと交際を続けていくことも
いいのか、悪いのか、
成婚退会にも、もう一歩踏み込めず、
ご自分の優柔不断で決断力のなさに呆れて
どうしたら良いのか『私に結論を出してもらいたい』
そういった思いでの内容のご相談でした。
匡洋さんからは、
何度かプロポーズを受けてるとのことでしたが、
真澄さんはトキメキを感じることが
出来ないので、
そのまま交わしていたとのことです。
業を煮やした彼は、
「成婚退会して、試しに一緒に生活をしてみないか」
とまで、提案をしたようです。
真澄さんは、
もとは資産家のお嬢様でしたが、
3年前にご両親が他界されてから、
姉妹での遺産争いで、
何も取り分がなく、
それが元で、
軽いうつ病を発症したようでした。
匡洋さんには正直にすべてを話し、
それでも構わないとさえ仰ってくれているとか。
そう話してくる真澄さんに私はこう答えました。
「あなたの結婚相手として考える基準は何ですか？」
「トキメキがないと結婚出来ませんか？」
「匡洋さんは、あなたの一番の良き理解者ではないでしょうか」
「トキメキばかりを求めていると、
大事なことを見失いますよ」
とたしなめました。
『結婚は決断だ』といつもお話している通りに、
真澄さんにも申し上げました。
匡洋さんは、決断が出来ていますが、
そこに真澄さんの気持ちが
乗っかってきているかどうかが問題です。
週に一度会っても2人の関係が縮まるわけでもない。
彼の良さは理解しても、
加点法でドンドン引き込まれていくわけでもない実情に
結婚が難しい人だなぁ～。
と感じざるを得ませんでした。
彼の懐の深さは分かっていても、
そこに飛び込む勇気がない。
果たしてこの6か月の真剣交際は
何だったのだろうか？
まったくと言っていいほど、
真剣交際の意味をなしていません。
本来は、プレ交際をして、
結婚を前提としたお付き合いということで
結婚準備期間として真剣交際に入ります。
ですから、真剣交際に入ってからは、
一か月以内で成婚退会となるわけです。
真澄さんが、
あくまでもトキメキを感じられる人との
結婚を第一に考えているのなら、
この成婚退会は難しいです。
ご自分は、結婚の条件として
何を一番に考えているのか今一度整理して、
考え直そうではありませんか。
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