本日は天気がいまいちです。しかも寒い・・。
さて、アマゾンプライムを覗いていたら、昨年の春前にヒットしたアニメ、ブルージャイアントがアップされていました。
当時セッション仲間の評判も良く、遠方の知人からも良かったとの連絡がありましたが、どうにも見る気にならず放置しているうちに、上映が終わってしまいました。
そんな記憶も遠のいたころでしたが、せっかくなので見てみました。最近凝っているタブレットでの寝視聴です。汗・・。
上原ひろみのオリジナルの曲がいくつか流れます。上原を含む一流ジャズミュージシャンによる演奏で、とっても素晴らしい。
しかしストーリーには、いまいち没入できませんでした。冒頭雪の降る中、野外での練習風景から物語は始まります。これが、いまいち。仙台ってあんなに雪が降るんでしたっけ・・。私も仙台に4年間いたことがあります。なんともしっくりきません。スタートで不信感が生じるといろいろ後を引きます。
この映画の一番の違和感は、主人公とドラムス担当は、数年ほどでかなりの腕前になってしまうという設定。フリージャズならわからんでもないですがけれども、ありですかねえ・・。
加えて、クライマックスのあたりの話の持って行き方。交通整理のアルバイトがらみでことが動くのですが、これが予想通り。しかも、ありえない状況へと突入。ここまで話を盛らなくても‥。
それと声優さん。主人公の声を聞いた途端、あの俳優と分かる特徴のある声です。これを見たタイミングがたまたま令和6年3月後半なので、仕方がないのかもしれませんが、あの声を聞くと、あめちゃん!、という言葉が反射的に浮かんできてしまうのです・・。
ということで、否定的なコメントとなってしまいました。へたくそながら、サックスを長年吹き続けているおじさんのひがみ、と理解して頂くのが、正しいかもしれません・・。笑。
PS.ベース抜きトリオの設定も不思議でした。山下トリオをイメージしていたのかな。山下トリオは、結成当時ベースがいましたが、何かの理由で抜けてしまいそのままで補充しなかったから、トリオになりました。これが自然な流れ。余談。この間、サックスの師匠が、この抜けていったベーシストと懇意だったと聞いて、腰を抜かしたことがあります。
■ 本日の1曲:Impressions John Coltrane
コルトレーンのインプレッションズ。たしか、インプレッションズの初出の演奏がこれだったかと。映画の冒頭付近で流れるタイトルバックの曲となっていました。映画の流れた演奏バージョンはこの映画用に新たに採られたものだったようです。聞き直してわかりました(間違っているかもですが・・)