ワタシが乗っていたピナレロ DOGMA FPはマルコバメンバーのナンスが乗ってくれることになった。

 

 

190cmのワタシにはワンサイズ小さく、180cmのナンスにはワンサイズ大きいが、乗れればDOGMA FPが他のバイクとどう違うのか知る事が出来る。

 

 

日曜日のマルコバライドの帰りにナンスがDOGMA FPを取りに来たが、その代わりにと持ってきてくれたのは、ライトスピード・ヴォ―テックスのフレームとGOKISOの完組ホイールである。

 

 

ナンスはリンスキーR230からヴォ―テックスと、チタンフレームを2台乗り継いだが、TIME ZXRSに乗ると、Tiフレームが反応が鈍く感じてしまうという。

まあそうだろうね(笑)

 

ナンスは置き場所の関係で2台しか持てないが、DOGMA FPに乗ることになったので、ヴォ―テックスが押し出されて我が家に来ることになった。

 

 

しかしヴォ―テックスは安いフレームではない。

2007年当時、ライトスピードのトップモデルで、Fフォークを入れると50万オーバーの超高級フレームだった。

 

ナンスも中古で買ったからと言うが、フレームはキレイでリセールバリューは高い。

ありがたき事である。


 

ワタシが乗っているアルティメットは3-25Tiと6-4Tiのミックスだが、ヴォーテックスはオール6-4Tiで、加工性の悪い6-4Tiをよくここまで加工したもんだと感心させられる、ある意味究極のTiフレームだ。

 

 

ヴォ―テックスはアルティメットの後継機種になるのだが、形状では共通点は有るが似ていない。

ヴォーテックスはどんな乗り味で、アルティメットとの差はどうだろうか。

 

このヴォ―テックスはインテグラルヘッドから圧入ヘッドに戻った2006〜2007年の最終モデルで、C-T590mm、Top長570mmとアルティメットとほぼ同じサイズ。

 

充分ワタシが乗れてしまうので、これは自分の経験値を高めるために乗ってみないとあかんな。

 

 

もう一つ、GOKISOの完組ホイールも「このホイールも使ってください」と持ってきてくれた。

 

 

しかもGD2(GDスクエアー)規格のカーボンワイドクリンチャーリムなので新しいモデルである。

カーボンリムを切削加工で形成しているので、精度が高く強度も高いという。

 

コレは38mmハイトなので、リム重量は550gとかなり重い。

しかしGOKISOホイールに乗るなら重量云々は言ってはならない。

他のホイールにないGOKISO独特の特性があるからだ。

 

GOKISOホイールはパワーコープでレンタルホイールとして貸し出してもらい、一度乗ったことがある。

滑らかな乗り味で、巡行が楽で、下りでは気持ちが悪いほど減速感が少ない独特なホイールだった。

 

しかし山で乗ったら2~3mmの振れが出たので、当時は横剛性が低いなと思った。

このRホイールのテンションは、当時よりテンションが高く感じる。

 

 

それでももうちょい手を入れる余地がある。

ワタシだったらああしてこうしてと妄想が膨らむ。

 

ヴォーテックスフレームとGOKISOホイールは自転車的な宿題として、ありがたく乗らせてもらうことにした。

 

バイク台数を減しても減らしてもまた増えてしまう、コレが自転車増殖地獄。

ならば墜ちるところまで堕ちてみようか(苦笑)

 

ナンス、ありがと。

また別な形で恩返しするからね。