食用油の正しい摂り方 | 知っとうや(真実を求めて?!)

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⚡2900年続いた人類中心文明は、近い将来、五六七(弥勒)時代となり、本来あるべき姿に戻ります。それまでは産みの苦しみが続きますが、見事に成就して欲しいものです。⚡

健康の基本は食生活にかかっていると言っても過言ではありません。三大栄養素であるタンパク質糖質(炭水化物)脂質(脂肪酸)をバランス良く摂る必要があります。

 

しかしながら、西洋食が多く取り入れられた現代の日本人の食卓では、日本古来から伝承されてきた和食による三大栄養素のバランスの良さが失われつつあります。西洋食が全て悪いという訳ではないのですが、二千年以上かけて培われてきた和食の食卓に、突然西洋食が入ってきてまだ百年余りです。

 

日本人と欧米人では、肉体も、気候も、生活スタイルも異なることから、西洋食が増えてくると日本人の健康に何らかの影響が出て来るのは当然のことです。その結果、近年になって、肥満が増えたり、コレステロールの過多や糖分の摂りすぎによる成人病の増加等、健康問題が生じだしたのです。西洋文化への間違ったあこがれの弊害だと思われます。

 

また、社会の発展とともに、食品の大量生産、販売が開始されるようになったこと、および食品の保存や食材の見せかけをよくするために化学添加物が使用されるようになったことも食のバランスを崩し、健康を害する大きな要因になったはずです。

 

新たな調味料として、化学的に加工された味の素やマヨネーズ、各種ドレッシングなどが開発されてきました。化学的に加工されたものは、ミネラル分等が不足しており、体内に入ると良い影響を与えません。神代から伝わる基本的な調味料である塩や砂糖にしても、本来の作り方ではなくなっており、健康を害することはこれまでも述べて来ました。

 

このような日本人の食文化の変化は、日本人から正しい食の知識を失わせて来たのです。科学が発展し、社会が便利になると、食生活も合理化されていきました。それによって、栄養もきっちり摂れるようになったと勘違いしてしまったのです。

 

実際には、化学添加物という体にあまり良くない物質が、多くの日本人の体に蓄積していったのです。そして、健康に次第にダメージを与えているのに気付かなかったのです。

 

我々は、科学の発展とともに、正しい栄養素の摂り方について、学ぶ必要があります。先人は、科学は発達していなくとも、伝承や天佑によって、正しい食の知識を学んでいたのです。それが本来の和食なのです。

 

前書きが長くなりましたが、今回は、脂質(脂肪酸)、つまり食用油について考察してみます。

 

脂肪酸には○○油というように、たくさんの種類がありますが、健康の側面からは、化学式の炭素数で脂肪酸を分類した方が分かりやすいようです。

 

何故ならば、化学式に含まれる炭素数が少ないほど、その脂肪酸は分子結合が安定していて、体内に入ると消化・分解されやすく、最小の栄養成分となって吸収されやすくなるからだと私は考えています。

 

逆に化学式に含まれる炭素数が多くなると、その脂肪酸は分子結合が不安定となり、体内に入っても消化・分解されにくく、一部が消化されずに老廃物として残り、それらが体内で腐ったようになり炎症を起こすと考えられます。体内の細胞に炎症を起こすとガン等の原因になり、皮膚などに炎症を起こすとアレルギー(アトピーを含む)になるのではないでしょうか。

 

脂肪酸の炭素数での分類は、次の3種類になります。

 

短鎖脂肪酸・・・炭素数が2~4個のもの(酢酸、酪酸、乳酸etc.)

 

中鎖脂肪酸・・・炭素数が5~11個のもの(ヤシ科植物の油etc.)

 

長鎖脂肪酸・・・炭素数が12個以上のもの(多くの植物性油etc.)

 

①短鎖脂肪酸には、酢の他、バターなどの動物性脂肪が含まれます。短鎖脂肪酸は炭素数が少なく安定しているため、ヒトの体内に入っても消化・分解・吸収されやすく、健康に良い油です。動物性脂肪は肥満に繋がるので良くない、といったイメージがありますが、どちらかと言えば、ヒトと同じ動物由来の油の方が、植物性脂肪よりも健康に良いのです。もちろん摂りすぎは肥満に繋がるので良くないですが、全く摂らないと健康に害を起こしやすくなります。

 

②中鎖脂肪酸は、近年、ココナッツオイルが健康に良いとして販売されていますが、ヤシ油系は植物性脂肪の中では炭素数が少なく分子が安定した脂肪酸であり、体内で消化・分解・吸収されやすいので健康に良いようです。それと、中鎖脂肪酸にはがん細胞を抑制する効果が報告されていますが、これは別途記事にしようと思います。

 

③長鎖脂肪酸は、多くの植物性由来の油が含まれます。キャノラー油、コーン油、大豆油、オリーブ油等です。長鎖脂肪酸は、炭素数が多く分子が安定していないので、体内で他の脂肪酸よりも消化・分解されにくく、大量摂取すると消化不十分となり体内に炎症を起こす可能性があります。従いまして、摂取はほどほどにする必要があります。

 

ただし、長鎖脂肪酸には、ω-6系ω-3系の2種類の必須脂肪酸も含まれており、この2種類の必須脂肪酸は、体内で生成できないので、ある一定量を食物から摂取しないと健康を害します。

 

ω-6系脂肪酸は、大豆油やコーン油等、多くの植物性油に含まれており、通常の食事で野菜を食べることで十分に摂取出来るようですので、特に意識する必要はないようです。逆に前述したように、炭素数が多い長鎖脂肪酸なので、摂りすぎると体内に炎症を起こしやすくなります。

 

一方、ω-3系は、植物性油だとエゴマ油(しそ油)以外にはほとんど含まれておらず、また、動物性油だと青魚系の魚油に含まれるDHA (ドコサヘキサエン酸)EPA(エイコサペンタエン酸)くらいしかなく、青魚を食べない人は不足しがちになります。従って、近年はDHA、EPAは補助食品として関心が高まっているのです。

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また、長鎖脂肪酸で気をつけなければならないのは、トランス脂肪酸の摂取です。トランス脂肪酸は、自然界にはごくわずかしか存在しない物質ですが、植物性油等に化学的に水素添加を行うことで副次的に生成される脂肪酸(油)です。トランス脂肪酸の代表的な製品は、マーガリン、ショートニング等です。トランス脂肪酸は、化学的に生成されますから炭素数が多く、分子が長くて安定していません。体内に入っても消化・分解がされにくく、体内に炎症を起こしやすいのです。心疾患のリスクも報告されていて、デンマーク等では摂取量が規制されています。マーガリンは体に良くないと考えて良いので、使うのは無添加のバターにすべきです。化学添加物が体に悪いというのは、トランス脂肪酸を考えれば容易に理解できるはずです。

<WIKI:トランス脂肪酸>

 

ちなみに、オリーブ油や椿油に多く含まれるオレイン酸も長鎖脂肪酸に含まれますが、オレイン酸は長鎖脂肪酸の中では酸化されにくく、肌に優しい油なのでクリーム等に利用されているのです。

 

このように、脂肪酸、油と言っても、多種多様です。植物性よりも動物性の方がヒトの身体には合いやすいですが、植物性でも炭素数が短い短鎖脂肪酸や中鎖脂肪酸は体になじみやすいのです。

 

一方で炭素数が長い長鎖脂肪酸は、2種類の必須脂肪酸、オレイン酸を除いては体に合いにくいと考えて良いでしょう。特に、化学的人工的に生成されたトランス脂肪酸は、体に炎症を起こしやすいのです。

 

ただし、体に良い油でも、摂りすぎは却って健康を害するので、適量を知る必要があります。

 

カルシードショップでは、今回、脂肪酸に関する3つの商品を開発しました。

 

①バターパウダー

 完全無添加のバターを粉末化したものです。市販のバターで無添加のものを手に入れるのは大変難しいです。体に良い動物性脂肪であり短鎖脂肪酸であるバターに、化学添加物が入るとだいなしです。

<カルシードショップ:バターパウダー>

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②ココヤシMCTパウダー

 MCTとは、中鎖脂肪酸の略(Medium-chain fatty acid)です。ココヤシの実から採れる中鎖脂肪酸を乾燥させ粉末化したものです。

<カルシードショップ:ココヤシMCTパウダー>

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③スーパーエクセレントシリーズ タイプS

 必須脂肪酸であるω-3系脂肪酸の成分であるDHAとEPAを、マグロから抽出し、粉末化したものです。

<カルシードショップ:SEシリーズ タイプS>

<ヤフーショッピング:SEシリーズ タイプS>

 

ご興味のある方は、ご利用していただければありがたいです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。