敵地攻撃能力の議論と平行してインテリジェンスの充実を! | キラキラ星のブログ(【月夜のぴよこ】)

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安倍首相、敵基地攻撃で議論主導 防衛政策の「空白」解消急ぐ:時事ドットコム https://www.jiji.com/jc/article?k=2020061901092

 

 

敵地攻撃能力の議論が始まりましたね。

 

今回のイージス・アショアの配備停止の理由がブースターが駐屯地内に落ちないという欠陥という河野太郎大臣の説明はそのとおりなのでしょう。ただ、そこで決断した本当の理由はこちらにあるのだろうと思います。

最初の思惑で配備したとしても、

①ブースターの問題があり、配備には地元の反対も大きい。

②10年かけて配備したとしても、北朝鮮のミサイルの技術革新に追いつけるのか?配備したはいいが迎撃できないということにならないかという不安

③敵地攻撃能力をもつことを議論すべきではないかという機運

 

この3つの理由があったのだと思います。

 

だから、総理もその話を始めているわけですよね。

 

 【日刊SPA!】イージス・アショア配備中止で突き付けられた「敵基地攻撃能力」を保有すべきか?という議論 nikkan-spa.jp/1676165

 

 


 

 

日刊SPA!の連載でも敵地攻撃能力を議論し始めてほしいと書きましたが、最後のほうに

>いずれにしても、まずは弾道ミサイル発射の兆候を把握できるインテリジェンス能力の向上から始めなくてはなりません。これが我が国のお寒い現実です。

って入れています。

 

議論が必要だし、巡航ミサイル、対地攻撃能力 長距離の攻撃能力とその人員、燃料などの施設や増員など基本的なものすべてが足らない自衛隊で、真剣に考えなければならないことは、日ごろから江崎道朗先生が言っている通りのインテリジェンス。

北朝鮮のミサイルは移動式もあり、どこに何があるのかを知るためにもそれを掌握するための情報・諜報部隊が必要です。これが日本では国内はまだしも海外にほとんどない。

この北朝鮮に対しては皆無に近い。

 

航空写真程度でしょうかね。この状態では敵地攻撃もなにもありません。

ハード面の充実もさることながら、ソフト面の充実も同時に始めてほしいものです。

 

 

 

 

 

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イージス・アショア配備中止で突き付けられた「敵基地攻撃能力」を保有すべきか?という議論 https://nikkan-spa.jp/1676165