こんばんは。

カローレ松島です😊


薪ストーブを使ってる方々からよく聞く、
「太い薪は火もちが良い❗️」と言う言葉。

鵜呑みにしちゃダメですよ〜。

先日伺った、お客様宅の薪が↓


超極太薪❗️
😅😅😅

毎年煙突掃除&ストーブのメンテナンスの依頼を頂いているのですが、毎回トップはタールで詰まる寸前↓

タールフレークが出てきます😱
煙突火災🔥寸前‼️

これだけのタールが付着していると言う事は、薪が乾いていない証拠です❗️

太い薪は、
なかなか乾燥しない❗️
快適に燃焼しない❗️

要するに、不完全燃焼を起こして(燻って)火もちしている可能性が高いと言う事です。

燻って不完全燃焼を起こしていると、快適に燃焼していない為、暖まらないと言う事になります。

乾燥した薪を燃焼するのと、乾燥不足の薪を燃焼した時に得られる熱量の表が↓

乾燥していない薪(右)は、乾燥した薪(左)の約半分ほどの熱量しか得られないのが分かりますよね⁉️

乾燥不足の薪は、
暖かくない。
暖かくないから、薪を多く入れて熱量を得る。
薪の消費が増える。
と言う、悪循環に陥ります。

また、薪を大量に入れて、すべての薪に燃焼が回ると「過剰燃焼」を起こして、空気を絞っても制御不能になることがあります。

その証拠に、上のお客様宅の数年前の薪ストーブの様子が↓


頑丈そうなパーツもご覧の通り❗️
過剰燃焼により、穴が開き、ダラ〜ンと溶け出しちゃってます😱

ここまで読めば、なぜ「太い薪がダメ」か分かりますよね⁉️

ちょうど良い薪の大きさは↓


手の平にスッポリ収まる太さがベスト❗️
例えるなら牛乳パックくらいの太さ。

牛乳パックくらいの太さの薪は、
早く乾く。
快適に燃焼する。
暖かい。
と言う事になります。

是非試してみて下さい❗️


他にもいろいろあります、薪ストーブの使用に関する「間違った常識⁉️」

また次回.....