実は私、妖怪を飼っています。

その名も子育て妖怪『ドウニカシテアゲナキャ』。

 

 

 

 

私の心の奥に住んでいる彼女の好物は、

現在中1の娘のお悩み。

 

 

娘が悲しんだり泣いたりすると

そろりそろりと這い出してきて…

 

「あれしてみたら?」

「これがいいと思うんだけど。」

「本当はこうだったんじゃない?」

 

あれこれ口やかましく

アドバイスを始めます。

 

 

聞かれてもいないのに。

 

 

そう。

全く聞かれていないのに。

 

 

 

 

先日おやつを食べていた時

中1の娘が泣き出しました。

 

 

聞くと、タブレットを使う授業の際

クラスの女の子が

女子みんなのタブレットを用意してくれたそう。

 

 

ただ一人

娘の分だけを除いて。

 

 

私の心の中はザワザワし始めました。

すると…

 

 

『ドウニカシテアゲナキャ』が

顔を出します。

 

 

娘は既に涙を拭きながら

「これからは○○○○○○する!」と

未来を見ているというのに

 

「これしてみたら?」

「あれが良くなかったんじゃない?」

 

出てくる出てくる。

 

 

 

 

ついに娘から

 

「お母さん。私は泣きたくて泣いたの。

 お母さんが言うような理由じゃないから。

 だから私が泣いても気にしないで。」

 

との言葉が。

 

 

『ドウニカシテアゲナキャ』は

そこでハッと我に返りました。

 

 

アドバイスと言う名の

コントロールをする気満々だったことに。

 

 

 

 

いくつになっても

娘が泣いていたら心配です。

 

 

それこそ心の中はザワザワ大嵐。

 

 

けれど

「どうするか」を考えるのは、娘。

「どうするか」を決めるのも、娘。

 

 

「どうしたらいいのかな?」

聞かれてもいないのに

あれこれ口を出すのは余計なことでした。

 

 

そこで、泣いていた理由を了承したことと

「私は本当はどうしたいの?」と

自分の声をじっくりきいて欲しい旨を伝えて

『ドウニカシテアゲナキャ』にお帰りいただきました。

 

 

 

 

昔の私だったら…

娘の言葉は右から左に筒抜けで

いらないアドバイス(に見せかけたもの)を

いつまでも言い続けていたと思います。

 

 

それどころか

「私の話を聞かない!」と

娘に腹を立てている可能性、大です(汗)

 

 

我に返って

『ドウニカシテアゲナキャ』にお帰りいただけたのはなぜか?

 

 

コーチングや聴くことを学んだり

継続してセッションを受けたり

娘の特性について調べてみたり…

 

 

思いつくものは色々ありますが

一番大きいのは

自分の子育てのゴールが見えたことです。

 

 

目指す場所があるから

戻ってくることができる。

 

 

それは、置き場が決まっているから

使い終わった後に戻せるハサミのように、

とてもシンプル☆彡

 

 

 

 

揺れても

ブレても

大荒れでも。

 

 

時に時間がかかることもあるけれど

これがあるから、大丈夫(^^)

 

 

何よりそう思えていることが

『ドウニカシテアゲナキャ』から

人に戻るスピードが上がった理由です。

 

 

 

 

あなたの子育てのゴールはなんですか?

 

 

一口に子育てのゴールと言っても

想いや目指すところはご家族によってそれぞれ。

 

 

ゆっくりじっくり進めている

親子のワークショップとともに

子育てのゴールのお話会も開催したいと

書きながら新たな望みが見つかりました♡



お読みいただきましてありがとうございます。
より楽に・楽しく♪

 

 

 

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