こんにちは、Shinobuです。
日ごろ文字を書く時って
何気なく書いているようですが、
無意識に取り込んでいる決まりにそって
書いていることが意外に多いのではないでしょうか。
さらに、
その人の思い込みが表れていたりもします。
ちゃんと書かなきゃいけないとか、
これで変じゃないかしら?と、
習ったことに当てはめて、
それと違うことができなかったりするんです。
筆文字アートの講座では、
決まりに縛られていることを認識できるので、
描いているうちに少しずつ
決まりから外れていくことができます。
私も、最初に
筆文字を崩してみようとした時は悲惨で、
いくら崩したつもりでも、
ちっとも面白い字になりませんでした。
今思い返すと、まだまだ
心がガッチリとがんじがらめの頃でした。
心の窮屈さが、字にも表れていたと思います。
そんな自身の体験もふまえて、
講座ではとにかく、
決まりを忘れてもらうことを最初にします。
すると、
「え~、ありがとうって描くだけでも、こんなに遊べるんだ!
楽しい~~!」
となってきます。
今回受講していただいたTさんも、
きちんと描かないとという想いが強いようで、
字を描いている間は、
思うように崩せないことに
でも龍を描き始めたら一転。
描き慣れないものを描くのが幸いしてか、
面白い龍を描いていかれます🐉
「ちょっと変かな」って笑いながら、
自分なりに描いていかれて、
どんどん気分も表情もほぐれてきました。
子どもの時に字を習って以来、
無意識に守ってきたルールから外れるのに、
最初はちょっとてこずるかもしれません。
だけど、
ルールから外れてもいいんだ
っていうことが体感できてくると、
グンと自由度が上がってきます。
これは文字だけでなく、
人生全般にも言えることですが、
文字を通してその体験ができるので、
ほかの窮屈な思いをしているモノゴトへの
気づきにもなったりします。
Tさんからは受講後に、
『常識の枠組みが外れるまで、
いろいろ楽しみながら試したいと思います。
早速フトマニ図も描いてみました。
毎日の日課にしたいです』
とメールをいただきました。
筆文字講座が、
心を常識の枠組みを外すきっかけになれば、
とても嬉しいです🥰
Tさん、ありがとうございました
アートを楽しみながら心をゆるめる時間