お習字の筆文字と、
筆ペンを使って描く筆文字アートでは、
ずいぶん違う感じがするかもしれません。
お習字もアートなので、
自由でいいはずなのだけど、
文字を上手に描くための
決まり事みたいなのを習っていると、
どうしてもそれに縛られてしまいます。
なので、
取り込んでしまったその決まり事を
はずす必要があります。
今回の講座、
Sさんはお習字を習っておられた方で、
やはり最初は固さがありました。
だけど、
ご本人から伝わってくるエネルギーは、
とても自由なのです。
もうおひとりのTさんは、
絵心がないので、
描けるのかちょっと不安
と言っておられました。
最初に線や図形を描いて
筆慣らしをします。
そのあと「ありがとう」を崩して、
大きさも自由に描いてみます。
それから龍を描いていただくと、
おふたりともなんだか
かわいい龍さんが描けています。
1柱描いてみたら要領をつかまれたのか、
グルんと回転している
勢いのいい龍さんや、
2柱が向かい合って
ダンスをしているような龍さんと、
思い思いのイメージが
形になっていていい感じ。
でも龍体文字になったら、
またこじんまりとなってしまったり、
表情が少し硬くなったり。
その都度
思い込みや意識の状態のお話しをして
心をほぐしていくので、
どんどん自由さを取り戻します。
Sさんは、龍体文字を
丸をみを帯びたデザインで描きはじめ、
まるで文字も龍のよう。
Sさんの自由でいたい想いが
そのまま表現された、
龍も文字も
のびのびとしているカードが描けました。
Tさんは
黒とゴールドを使い分けて、
龍体文字を龍に見立てて描き始めました。
絵心がない
と言っておられたのは思い込みで、
リラックスして
筆を動かしているうちに、
もともと持っておられて
眠っていた絵心が発動してきたのですね。
龍と文字の組み合わせ方にも、
オリジナリティがあって、
力強い一枚になりました。
2時間くらいで
自分の中に眠っていたものが目を醒まして、
自由にアートしはじめる。
これは、ご一緒している私も
とても嬉しいことです。
Sさんは、
のびのびと表現していいのがわかって
楽しかったと言ってくださって、
これから龍や龍体文字が
どう変わっていくのか、
また見せていただきたいです。
Tさんからは
メッセージをいただきました。
「講座を受ける前から
絵心がない自分が
書けるのかな?
と不安に思っていましたが
結果的に
自分でもなかなかいい感じに
描けて…
かなり嬉しかったです!
龍が大好きで
龍体文字を知り
中村さんの講座へ辿り着きました。
これも
龍の導きなんだと思います。
講座を受けている時も
凄く楽しかったし
教わるペースも
ゆっくり教えて頂けたので
分かりやすかったし
自分が描いた
文字を見てもらって
結果的には
カウンセリングまで
してもらって
ココロが癒されました。
終わる頃には
もっともっと
描きた〜い!って
気分になっていたし
少し自分が変わったように
思いました!
ステキな講座を
ありがとうございました。」
って、こんなご感想をいただけて、
私もとても嬉しいです。
お二方とも、
楽しい時間をご一緒させていただいて
ありがとうございました♡
アートを楽しみながら心をゆるめる時間