キッチンからのひとしずく ~其の九十~
いよいよ大台の ~其の九十~を数えました
~其の百~まで、あと少し・もう少し 百のテッペンのボーが見えてきました
さて、先日の夜中・激しい雨から、お昼時までふっていましたね! そんな中、また足場の悪い中おこしいただいて、ありがとうございます。 この場も使って感謝いたします。 そして、スポーツの秋、読書の秋、食欲の秋、夕暮れの秋・・・ 皆さんはどれですか こんばんわ 真夜中の太陽・キッチンのJoe です。
また、温泉でもありません。そこは、キヌガワで・・・
『キヌア』の外見は稲穂 や ごま にていますが、 、ヒユ科アカザ亜科アカザ属の植物で 、アカザやホウレンソウ、ビーツ(食べる血液)とは近縁になります。
南米アンデス山脈の高地アルティプラー ノにおいて数千年前より食用に栽培されている擬似穀物(英: Pseudocereal)であり、トウモロコシ、キビ(黍)、アワ(粟)、ヒエ(稗)と同様雑穀に分類されています 。
『キヌア』はコロンビアからボリビアにかけてのアンデス山脈一帯が原産と考えられており、特に原産地はチチカカ湖周辺( アンデス山中のペルー南部とボリビア西部に またがる淡水湖。 )と考えられています。
5-7千年前 ごろから野生種の利用が始まり、3-4千年前頃には 栽培が始まっていたそうです。
5000年もの昔、古代帝国インカの時代から栽培されており、「穀物の母」と称されているとか。
海抜ゼロメートル地帯から標高4000メートルの半乾燥地帯(温帯ステップ 気候)で生育しますが、アンデス地方では主に標高 2500メートル以上の地域で栽培されているそうで、 インカ文明では『キヌア』は、」トウモロコシと同様に貴重な作物であり、さきほどもお伝えしたように「穀物の母」と称され神聖な作物と見なされていたそうです。
季節の始めにはインカ皇帝が金の鋤で種まきの儀式を行っていましたが、スペインのインカ帝国征服後、スペイン人はインカ文明を払拭し現地人を同化させる為に、『キヌア』の 栽培を禁止した模様 。
他の中南米原産のトウモロコ シ、ジャガイモ、インゲン豆他は、スペイン人に より世界に広まり、全世界の主要作物となりましたが、『キヌア』は広まらなかったそうです
『キヌア』は白米と比べ、2倍のタンパク質、5倍の良質な脂質、8倍の食物繊維、6倍のカリウム、10倍のカルシウム、7倍のマグネシウム、7倍のリン、8倍の鉄、 キヌアはミネラルとビタミンの優れた供給源で まさに天然のサプリメント!
必須脂肪酸が豊富です 必須脂肪酸とは、体内で他の脂肪酸から合成できないために摂取する必要がある脂肪酸のことですが、
キアヌの脂質はリノレン酸、オイレン酸と いった必須脂肪酸でできています。
これには、フィトエストロゲンといわれる女性ホルモンが含まれます。これはエストロゲンに似た作用を持ち、更年期障害の改善や骨粗しょう症の予防につながります。
『キヌア』の果皮には、血中や肝臓コレステロール低下作用があるのと苦み成分サポニンが含まれています
NASAは、キヌアを「21世紀の主要食」と形容したのを切っ掛けに、欧米諸国でも自然・健康食品として注目されるようになっています。 さらに、宇宙食 や 稲科にアレルギーのある方の回転食になっているそうです。 今現在の、ランチのサラダボール、サラダボールハーフのトッピングになっています