キッチンからのひとしずく ~其の四十六~
朝から夕方は暖かく、夜は寒くなってきましたねッ
ご機嫌いかがでしょうか
こんにちわ。キッチンのJoe です。
さて、さて、本日は飽きた方からのブーイングの雨・霰もさることながら、
キノコ特集の5回目。 キノコ最終話になります。
そんな
漢字では、『滑子』と書きます。
原産は、日本で『ナメコ』は秋に、ブナ や ナラの枯れ木 や 切り株に群生します。
『ナメコ』にも、天然もの(10月~1月)と栽培ものがあります。
栽培として、原木栽培 と 菌床栽培があり、今は菌床栽培が主流で、特に、広葉樹のオガクズに、粉糠やふすまなどを混ぜたものがビン栽培としています。
『ナメコ』の主成分のほとんどは、水分(約96%)です。
ただ、栄養価と注目されるべきは、『ナメコ』を覆う独特のヌメリ成分です。
ムチンです。
ムチンは 糖タンパク質で、タンパク質の分解や吸収をよくする働きがあります。
また、腸内で、糖質をつつみこんで、吸収を抑え、血糖値の急激な上昇を抑える働きがあります。
さらに、腸内をキレイにし、便通をよくする働きがあります、
その他の成分として、ナイアシン、パントテン酸を多く含み、カリウムも多く含んでいて、むくみをふせいだり余分な塩分を排出し、血中の浸透圧を調節し、高血圧を予防する働きがあります。
他のキノコ同様、食物繊維も多く、コレステロールを低下させる効果もみられます。
最近はガンの発生を抑えたり、増殖を抑える働きが発見されています。
もうひとつ『ときいろ』という、ヒラタケになります。
こちらは、キノコには珍しい鮮やかな色(サーモンピンク)をもったキノコになります。
佐渡のトキの美しい羽の色に似ていることからこの名前がつきました。
こちらは、昨年使っていたのですが、ちょっと珍しいため、あまり入荷がございません。また、機会をみて入荷しようと思っています。
キノコ特集最後を飾るのは
『キクラゲ』は夏を中心にブナやカエデの枯れ木に生えます。これは、日本をはじめ、世界中の温帯に分布しています。
栄養価としては、ビタミンD、鉄分、カルシウム、食物繊維などが豊富です。
そして、生食出来る数少ないキノコでもあります。
これらが、NICO で使っているキノコになります。
えっ!?マッシュルーム と 椎茸がない。。。
そうです よくお気付きで。 マッシュルーム と 椎茸は使っていません
理由は、、、 言えません(笑)
そんなキノコ逹と仲良くやっています。
皆様も秋から冬にかけてのキノコ満喫してくださいね。
また、珍しいキノコ発見は、お便りいただけると、感無量です。
【希望と失望 昨日と今日 体と心 光と影に遊ばれて、鍛えぬかれてます。】
そんな日々が楽しい
Joe でした。