「命のスープ」は美味! しかし潰瘍性大腸炎患者の私には命のスープが苦くて飲めなかったそのワケは?
こんにちは!
「2歳~6歳さんの好き嫌いが無くなり、しつけも学べる子供料理・お菓子教室」講師の中村幸子です。
前回は、断食中に作っていた「命のスープ」の中に入っているさまざまな想いについて、でした。
今回は、「命のスープ」は美味! しかし潰瘍性大腸炎患者の私には命のスープが苦くて飲めなかったそのワケは?です。
「命のスープ」とは、甲田光雄先生が指導されていた「断食健康法」の一つ「すまし汁断食」を、私が飲みやすくアレンジしたスープのことです。
「命のスープ」を毎日美味しく飲めるように、私は日々の気温や湿度に合わせて改良版を作っていました。
自分でいうのもナンですが、こころから「美味しい!」&「ごちそうさまでした」と言っていました。(*^-^*)
しかし、この美味なる「命のスープ」が苦くて、ノドを通らないこともあったのです。
それは、こういう想いで心がブレたとき。
「なんで、私だけこんな病気になっちゃったの?」と哀しかったり、
「なんで、他のひとではなくて私なの!?」と怒ったり、
「難病になって、これからどう生きていったらいいの?」と不安になったり、
・・・そういう時は、「命のスープ」が不味かったー!
また、私が潰瘍性大腸炎を発症した10年前の23歳のときを想い出して。
それに先立つ数カ月前に、当時現役バリバリで働いていた父親が胃がんに倒れたこと。
手術をしたときには肝臓がんを併発していて、その後すぐに亡くなったこと。
その看病期間に、私に全ての家事負担がのしかかり、OLの仕事以上に猛烈に忙しかったこと。
しかし、兄達は父親の一大事に兄弟が一致団結してチカラを合わせていこう!ではなく、受動的だったこと。
そういう腹立たしさを想い出して、悔し涙を流した時は、「命のスープ」が美味しいはずはなく、飲めない時もありました。
そういう時は、10歳くらいから私の胸の奥にあった疑問が何度も思い出されたのです。
「なんで女の子だけお手伝いで、お兄ちゃんたちはしないの??」
なぜか、兄達は
「掃除は、女がするもんやっ!」
と考えていたのです。
これ、母親に何度も尋ねましたが、ちゃんと納得できる答えが返ってくることはなし。
こういう「家事分担」&「子供の育て方」などの問題点が、父親の一大事にゾロゾロ出てくる・・・と腹立たしかったり、情けなかったり。
せっかくの「命のスープ」を美味しく作っても、心がこんな状態では効き目はないですよねー。(苦笑)
今の時代なら「心理カウンセラー」に相談できたでしょう。
しかし当時は1980年代前半(37年前!)。
「命のスープ」を見つけて嬉しかったものの、それだけでは不十分。
心の健康に効くものがなにか必要でした。
ある時、母親が、
「唐招提寺で、写経をやってお祈りしたら、Kさんの持病が治ったって言うてはった。一緒に行ってみる?」
もはや宗教に頼るのか!?と一瞬ひるみましたが、それが回復のキッカケになるかも・・・と真夏の一日をかけて奈良まで出かけました。
広~い講堂が写経の場。平日なので人は、チラホラ。
墨をするところから・・・。
「あ~、小学校のときに、こうして墨をすって、お習字やったゎー」
集中して写経していると、蝉の鳴き声も聞こえなくなり、お経を唱えながら・・・小一時間。
ときどき、サッ~~と講堂を吹き抜ける風が心地よい。
お寺に収めて帰る頃には、清々しい気持ちになっていましたよー。
気分を変えるのには効いたようでした。(*^-^*)
「命のスープ」を使った断食は、潰瘍性大腸炎に効果がある!とはいっても特効薬ではないので、辛抱強く続けていくしかなかったのです。
この「命のスープ」についてのお話はまた明日18時に!読んでね!
23歳の時に潰瘍性大腸炎と診断されるも、その時から結果的に47年間、生きてきた【私中村幸子の人生のストーリー】を、このブログでお話していきます。
潰瘍性大腸炎で苦しんでいる状態から抜け出す【やり方】があります。
また、こういう状態から抜け出す【考え方】があります。
私の人生のストーリーから、それらの【やり方】と【考え方】を盗んじゃってください!(^_-)-☆
そして、あなたは、「私には、夢も希望もある!その実現の為に、自分の人生ではコレをやりたい!」
をぜひ実現させてくださいね。(*^-^*)
長いあいだ、潰瘍性大腸炎と付き合ってきた私だからこそ、あなたの今のつらさが分かります。
いま苦しんでいるあなたは決して一人ではありません。
あなたのことを理解してくれる人は必ずいます!
難病の潰瘍性大腸炎?大丈夫!きっと良くなる♡私のように♪
23歳の時に潰瘍性大腸炎と診断されるも、47年後のいま、「2歳~6歳さんの為の子供料理・お菓子教室」講師をしている中村幸子でした。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。