昨日17時からの講演に行きました。

場所は千代田線の赤坂駅から徒歩五分。

日枝神社に向かう通りから右に一本入った

赤阪chanceシアター。


綺麗なビルの地下一階。50人位の

ゆったりした客席でした。

初日は立ち見も出る程でした。

題目「山の声ーある登山者の追想」

という第16回OMS戯曲大賞受賞作品。

構成、演出、出演、白井圭太さん。

以前の講演にも行きましたが今回改めて観ると

新鮮な感じです。


一回の講演に何回も行く人がいますが

確かに舞台は毎回、受け取る感動が違ってきます。


一番真ん前の席だったせいもあったのかもしれませんが

以前とは受ける迫力が違いました。


一緒に雪山の遭難を共有している感じです。


俳優は2人だけで舞台装置も椅子4脚のみでしたが


吹雪の音響が効果的でした。


大昔、谷川岳の頂上で一瞬にして霧だか靄だかが

一面にかかり目の前すら見えなくなったときがあり、

怖い思いをしたことがありました。


夏山でしたがそれでも寒かったから冬の槍ヶ岳なんて

想像もつきません。


今ならばヒートテックシャツ等優れものがありますが

当時は寒かったでしょうね。


冬山で遭難するのは嫌ですね。


芝居が終わって出口の受付だった所に

最初に出てみると黒いセーターに黒縁メガネの

男性がニコニコと笑いかけてきました。


入る時にはこんな素敵な男性いたかなあ?

と思ってよく見ると圭太さんでした。


暫く振りでしたが圭太さん、何かが変わったような

気がする。


40歳近くなって自信と円熟味が出てきたのか

放つオーラが確実に違っていました。


来年は白井圭太さん飛躍の年になること

間違いなし!


今日の講演が最終日です。


14時~と16時~の講演です。


1時間ほど。2500円です。


今年の締めくくりとしてお勧めのお芝居です。







長い台詞よく覚えられますよね。