第96話 デジタルの中の命 その14 | 【小説】カフェ・シェリー

【小説】カフェ・シェリー

ここは喫茶店、カフェ・シェリー。
登場するのは40代の渋いマスターと20代の店員マイ、そして主人公はお客様であるあなた。
そこで体験する、魔法のコーヒー「シェリー・ブレンド」の味で、お客様は何かに気づき、そして希望を持っていく。
そんな喫茶店のお話です。


テーマ:

「はい、ございます。ではモーニングセットでよろしいですか?」

 

「はい、お願いします」

 

「お飲み物は何になさいますか?ホットコーヒー、野菜ジュース、グレープフルーツジュースがあります」

 

「じゃぁ、ホットで」

 

 店の中を見回す。窓側には半円型の大きなテーブルがあり、四つの席がある。店の真ん中には丸テーブル。そしてカウンターは四席。とても小さな喫茶店だが、狭さは感じない。

 

 壁は白と茶色でまとめられて、とてもシンプルなつくり。余計なものがなく、とても落ち着く空間だ。でも、これどこかで見たことがあるな…あ、木下の事務所がこんな感じだった。色合いは違うけれど、余計なものがなくてこざっぱりしていたんだ。

 

「こちらがモーニングセットです」

 

 出されたのはホットサンドとコーヒー。それなりにうまそうだ。こいつをパクつきながらマスターに話しかけてみる。

 

「マスターは以前高校の先生だって聞いたんですけど」

 

「はい、駅裏の学園高校におりました」

 

「教え子に宗田さんっていたの、覚えていますか?」

 

「はい、はっきり覚えていますよ。女性ながらパソコンに強くて、今はパソコン修理の会社に入っていると聞いています。私も以前お世話になりました」

日向ひなたさんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

    ブログをはじめる

    たくさんの芸能人・有名人が
    書いているAmebaブログを
    無料で簡単にはじめることができます。

    公式トップブロガーへ応募

    多くの方にご紹介したいブログを
    執筆する方を「公式トップブロガー」
    として認定しております。

    芸能人・有名人ブログを開設

    Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
    ご希望される著名人の方/事務所様を
    随時募集しております。