【小説】カフェ・シェリー

ここは喫茶店、カフェ・シェリー。
登場するのは40代の渋いマスターと20代の店員マイ、そして主人公はお客様であるあなた。
そこで体験する、魔法のコーヒー「シェリー・ブレンド」の味で、お客様は何かに気づき、そして希望を持っていく。
そんな喫茶店のお話です。


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 そんなことがあったせいで、部内はギクシャクし始めた。けれど、作品を完成させたいという思いは同じ。一年生も黙々と作業はこなしてくれる。けれど、そんな気持ちが作品に現れ始めた。

 

「なんだかこう、いまひとつバランスが悪いのよね…」

 

 一つ一つのパーツの完成度は高い。けれど、これらを一つにまとめると、なんとなくまとまりがない。これ、どうすればいいのだろうか。

 

 誰かに相談したい。けれど、顧問の先生は役に立たない。名前だけの顧問だから。どうしたらいいのか悩んでしまう。

 

 だが、美術的センスを持っていない顧問の先生でも、私たちの関係がいまひとつギクシャクしているのはわかったみたい。

 

「紗季菜さん、今部内をまとめるのが大変なんじゃない?」

 

「先生、わかりますか?」

 

「私だって長年先生をやっているんだから。そのくらいわかるわよ。でも、私もこういった問題は正直苦手なの」

 

 やっぱり先生、役に立たないじゃない。

 

「でもね、こんな問題に対して解決の糸口になるかもしれない人は知っているわ。昔、この学校で先生をやっていて、スクールカウンセラーもやっていた人がいるの。その人に会ってみない?」

 

「えっ、じゃぁ今は学校にはいないんですか?」

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