このところ、目を見張ることが多い気がします。
昨日の天気予報で、九州南西沖にあった熱帯低気圧。
今後は、台風へと発達する恐れがあります、と。
そして、今日、どうやら台風12号へと……。
いつもなら、もう少し南方の海上で台風は発生するものと思っていました。
ま、それは、私自身が認識不足なだけなのかもしれませんが……。
いつもと違う局面にぶつかると、誰でも不安に揺れるもの。
得体の知れない切迫感……。
そんな重い空気に押しつぶされるような感覚です。
決して大袈裟でもなく、また被害妄想でもなく……。
不安を和らげるために、年を追うごとに保険をかけるようになります。
転ばぬ先の杖、ポキッとならないように……。
先日、幾人ものライダーが連れ立って、黄色の追い越し禁止のセンターラインを平気で越えながら、対向車線をはみ出しては渋滞している車列を追い抜いていました。
すれ違いざまに目を向けると、ジェットヘルの下から白い髭が……。
情けなく思い、思わずクラクションを鳴らしてしまいました。
危ないだろ! ともう少し強い口調とともに。
攻める姿勢というものを勘違いしているのですかね。
車窓からごみを捨てる若い連中と変わらない気がしました。
社会のルールの範疇で、迷惑をかけずに好きなことの没頭する……。
攻める、とはそういうことではないですかね。
ま、所ジョージさんの姿勢は、年々憧れるばかりです。
攻める、と聴いてピンとくるのは大西順子さんのジャズに対する姿勢。
5枚目に当たるアルバム『Piano Quintet Suite』における『Take The A Train』。
この曲のアレンジ、演奏は、私がこれまでに聴いた『A Train』の中でも群を抜いてのベスト・トラックと思っています。
彼女の潔い生き様を垣間見るような錯覚に陥ります。

