今日は、3月並みの気温とのこと。

どうりで、起き抜けに汗をかいていたのが納得です。

ひょっとして、今期はこのまま冬が終わりなのかも、とさえ思えるほどの気温です。

ま、ね、節分がありますからね、まだ……。

 

先日の降雪のあと、気づいたのが車のキズ。

どうやら、飛び石のようです。

早速、車屋さんに来ていただき、診てもらうと、やっぱり飛び石とのこと。

もう錆が出てきています。

このまま放っておくと、フロントグラスに水が染みるとのこと。

早速、価格は抑えめに、と修理依頼をしました。

 

どんなことも同じですかね。

気づいた時にしっかりと対処しないと……。

初めは小さかったキズは、どんどん深まるばかり……。

 

災害や事故、事件や戦争と、いろんな映像による追体験は出来ますが、追体験と実体験の間には長江のような大きな河が横たわっているように思います。

見えていることよりも、沈んだまま浮上しないことへの配慮が本当は大切なように思います。

無関心なのではなく、敢えてその話題に触れない勇気のような気遣い。

相手の口からこぼれてきたときに、初めてそっと手を添えるような……。

 

かなり辺境的な考えなのかもしれません。

そのあたりでしょうね。

当たり障りのない表向きな会話がどうにも苦手です。

若い頃から、営業先で、年老いたご主人が、赤ちゃんを抱いて、『かわいいやろ?』と問われるのが、ある意味困りもの……。

本当に可愛いと思えれば、可愛いと応えます。

ただ、そうでないときは、『元気ですね』とか『ぷくぷくの手が可愛い』と言葉を濁したり、と……。

 

そう思ったとき、いつも頭に浮かぶのは、草枕の一説です。

――

智に働けば角が立つ。 

情に棹させば流される。 

意地を通せば窮屈だ。 

とにかく人の世は住みにくい。

――

 

これからも、『自分のものさし』はしっかりと持っていたいもの。

そうでないと、面白みがなくなります。

 

風邪をひくと、これまでのなんでもなかった日常が、とても愛しく思えてきます。

今日からまた、少しずつこれまでの日常を取り戻していこうと思います。

アルトサックスの練習もしていかないと……。

久し振りの風邪に、ずいぶんと思い知らされました。

ホホホ……。

 

今日みたいにいい天気だと、気持ちも弾けます。

サミー・ヘイガーの『ドライヴィング・ミー・クレイジー』あたりがうってつけ。

高校生の頃ですかね。

レコードを買ったのは……。