歌は世につれ世は歌につれ……。

NHKか他局の歌番組で、司会の方が毎度言っていたような……。

 

昨日は、修理から返ってきたアンプで、CDとカセット、それとレコードを聴いていました。

アンプはソニー、繋げたスピーカーはデンオン。

CDとカセットはタスカム。

アナログプレーヤーはビクターです。

 

ま、レコードがいちばん生き生きと聞こえました。

気のせいかもしれませんが……。

高いところに設置しているスピーカーで聴いたのがよかったのか――目を閉じて聴いていると、音に拡がりがあり、スタジオの臨場感を感じられました。

レコードは、ボビー・コールドウェルのデビューアルバム邦題『イヴニング・スキャンダル』です。

レコードを買ったのは高校生の頃。

ボビー・コールドウェルの3枚目アルバム。

当時、2000円でした。

来日記念か何かだったと思います。

それから、セカンドとデビューアルバムを追って手に入れました。

社会人になり、営業で車に乗るようになっても、カセットでよく聴いたものです。

まだ、晴海ふ頭の沖合では新しい高速道路の建設中だった頃のこと。

そんなあの頃の映像が頼りなげに脳裏に蘇ります。

AOR、たしか、アダルト・オリエンテッド・ロックでしたかね~。

懐かしい限りです。

ま、R&Bというジャンルにしても、ソウルというジャンルにしても、あの頃と今では括る音楽がまったく違います。

時代によって括る範疇は変わっていきます。

あの頃は、選挙権は20歳から。

今では、18歳から。

『大人』の括り方も微妙に変わりました。

でも、変わらないのは、お酒とたばこは二十歳を過ぎてから、ですけどね。

針を下ろした瞬間から小粋な曲が続きます。

懐かしい記憶の断片を引き連れながら……。

~You are so special to me
Loving you was surely meant to be
And when I'm feeling blue, you hold me close
You've always been so special to me...