このところ、いい天気が続いています。

やっぱり、秋はこうでないと、なんて思います。

夏の残り香は、まだそこかしこで感じられるものの、秋の到来を実感させてくれます。

裏庭では、いくつもの花が可憐に咲いてくれています。

いつも思うのは、バラはつぼみの時がいちばんきれいな気が……。

色が濃縮されていて、本来の色のように思います。

そう思うと、深いな~、と。

 

先日、西ノ宮に家内と言ってきました。

目当ては、このライブ。

10月12日は私の誕生日です。

そうなると、行かないわけにはまいりません。

演奏を目の当たりにしては、いろんな曲が頭をもたげます。

金谷さんのピアノは、本来の実力を引き出す気がします。

そんなことをはじめて思ったのは、今年の5月。

MALTAさんをゲストに迎えて開催された『ノース関西ジャズストリート』に出演されていた時の演奏です。

金谷さんは、ベースの光岡さん、ドラムスの弦牧さんを実に生き生きと舞い踊らせ、聴いていて胸が熱くなるほど。

先日のライブでは、ベースの財さんを。

演奏後、しっしょに写真を撮ってもらいました。

藤井さんは、言わずもがな感情豊かな演奏に終始。

上川さんは、丹後で聴くよりもぐっと奥行きを感じました。

場所の空気感が、私の脳に強烈なバイアスをかけたのかもしれません。

また、訪問したい場所となりました。

 

翌日は、感化を受け、レンタルスタジオにて1時間。

『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』を練習してから、最後に音数の少ない『枯葉』を少し吹いてみました。

もう少ししてから、今度またジャズセッションに出てみようと思います。

ま、もう少し先になるかもしれませんが……。

ただ上手、だけではないSomethin' Else。

それがないと、音楽から息吹を感られないような気がします。