昨日は、とてもよい日となりました。

聴き慣れしたんだジャズに、一歩近づいた気がします。

ま、ね、それがなかなかですが……。

 

昨年は、ちょっと吹けるように、とジャズセッションを観覧したあとに思い、とりあえず1曲なんとか吹けるようにはなりましたが、自分なりにも内容に納得は出来ず……。

ま、今年からは、しっかりと吹けるように、という目標を再認識した瞬間でもありました。

 

どんなことでも同じですね。

しっかりした方に就けば、自ずと実力が身に着くものです。

どんな立場になろうとも、自分にとっての師匠的立ち位置の人をどれだけ擁するか、で自身の成長の度合いも変わってくるというもの。

遅まきながら、35歳くらいですかね。

今の礎的素養を身に着けていったのは……。

飲食店や不動産、施設等を経営している社長、今や関西にとどまらず関東まで商圏を伸ばした食品会社の常務、全国区の容器メーカーの大阪支店長。

皆さん、今ではとうに現役を引退されていますが……。

この3人の方からは多くのことを学びました。

折衝、間合い含め、今の自分を構成する細胞のひとつです。

お互いに社会人。

授業のように教えてもらうわけでもなく、そこはこちら側の受け取り方ひとつです。

今回は、かなりキツ目の滝だったな~、とか、思いのほか湿地に入り込んでしまったな~、とかケースはいろいろです。

ま、今では年2回のご挨拶をお送りする程度になってしまいましたが……。

今でも、オンオフ関わらず、大きな問題が発生した時には相談したり、と。

 

家だって、基礎があって、その上に土台。

そして、ようやく柱が立ちます。

積み上げるものが崩れないように、やっぱり基礎は大切ですね。

仕事も同じです。

なかなか伝わりにくいのが曲者ではありますが……。

 

スケール練習とテーマ。

当分、この呪縛に甘んじて身を置こうと思います。

永観堂あたりから銀閣寺へと続く哲学の道ならぬ、天祐庵あたりからジャズへと続く哲学の道を焦らずに歩んでみようと思います。

 

今日は、午後からはレンタルスタジオです。

スケール練習ではブレスを念頭に。

あとは、しっかりと音を出してテーマを吹くことを心掛けて……。

アドリブパートよりも、そのあたりに重心をかけて1時間を使おうと思います。

 

昨夜は、久し振りにボズ・スキャッグスを聴いていました。

高校生の頃にリアルタイムで買ったレコードです。

やっぱりいいですね。

『You Can Have Me Anytime』。

まさに、そんなふうに思えた昨日の出来事。

ありがとうございます。