つい今しがた、お客さんとの打ち合わせから帰ってきました。
ま、ね、楽しいですね。
ほんとに。
ちょっと聞いてみるんですけど……。
と打診。
奥さん、いらっしゃるんですか?
と。影が見えないので……。
離婚したんや、けっこう経つで~、と。
ま、我ながら失礼な事を聞きましたが……。
昨年からサップをはじめたとのこと。
バンドのボーカルもして、バイクも免許取って、ほんでもって、今度はサップ。
しょうがねぇ~な~、オヤジ。
と返しました。
気持ちはわかります。
健康寿命のうちに、やりたいと思えば躊躇しない姿勢。
ま、私の場合、今はアルトサックスですかね。
健康寿命中に、そこそこの狙い通りにはなっていたいものです。
ジャズを初めて聴いたのは中3の夏。
NHK-FMの番組。
『甦れ、MJQ』というタイトルでした。
初めの頃、目についたレコードを買ってはみたものの、思うようなジャズに辿り着けずに、針を降ろしてはもどかしく思ったものです。
そんなジレンマを繰り返す中、ようやく手に入れたのが、『サキソフォン・コロッサス』、『クール・ストラッティン』、それと『サムシン・エルス』。
このあたりが当時の私が求めていたジャズでした。
今ではずいぶんと時間の流れにもまれたせいか、おかげで守備範囲もかなり拡がりました。
もう、ほとんど聴かなくなりましたが、あの頃はよく聴いていたのを覚えています。
スコット・ジョプリン集の『ジ・エンターテイナー』です。

