昨日は、昨年までお世話になっていた教室の発表会でした。

 

やっぱり、先生の吹くアルトサックスの音色は綺麗でした。

演奏されたのは『ロンドンデリーの歌』。

 

途中、メロディラインをアルトサックスとピアノが変わる部分は、聴いていて気分が高揚します。

澄んだ音色で高音域をなぞるように吹いていきます。

 

 

私はと言うと、またまた『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』。

演奏前の打ち合わせです。

 

 

やっぱり、課題はブレスですね。

悲しいですが……。

そんなことを想いつつ、少し前にこんなものを買いました。

ホホホ……。

 

 

 

昨日、映画を観つつ、ふと思いました。

アメリカ映画ですが……。

 

息を吸い込む量が少ないので、そうなら、8分休符や4分休符を念頭に、音符を繋げていくようにフレーズを構築すればいいのでは?

意図的に間を作っていくような感じ……。

 

逆転の発想です。

 

コンプレックスをチャームポイントに。

ま、『ラッキー・リップス』の歌から学んだことでもありますが……。

 

 

2-5-1の練習を軸に、3度や5度、7度と組み合わせ方を考えつつ分散和音の練習もしていこうと思います。

あとは、『I'll Close My Eyes』。

それと、基本のロングトーンと各コードのスケール練習。

 

どうせするなら、少しでも高い丘までは辿り着きたいと思います。

妥協よりも納得重視で……。

 

 

『ダニーボーイ』と聞いて浮かぶのは、ベン・ウェブスターの『キング・オブ・テナーズ』というアルバムです。

銀座の山野楽器でレコードを買ったのを覚えています。

想い出と一緒に……。

 

ベン・ウェブスターを初めて知ったのは、J.A.T.PのBOX3枚入りのレコード。

レスター・ヤングやチャーリー・ベンチュラ。

その他にも凄いプレイヤーたちが勢ぞろい。

ノーマン・グランツという人は、本当に器の大きな人だったんだな、とつくづく思います。

ま、私的に『ダニーボーイ』のベストトラックは、なんと言ってもベン・ウェブスターの演奏ですね。

サブ・トーンを利かせた音色は、優しさと憂いを感じさせます。