なかなか想像するようにはいかないものの、努力していれば、それなりになんとかなるものですね。
到底、一人では立ってはいられず、幾本もの添え木を纏いつつ……。
私もその一人です。
どんなことも同じですね。
野球は、最低9人。
テニスは、最低1人。
でも、対戦するとなると、その人数の2倍と審判、あとはそれらにかかわる人たちの人数……。
結局、どんなことも一人では成り立たない。
ケンカや紛争、戦争だって、相手が必要不可欠。
自然災害だけですかね。
そのもの単体で、さらには複数合わさって、うねりをともなっては誰彼ともなく襲ってきます。
私は、こういう人だ。
私はこういう人が嫌い。
そして、私はこういう人が好き。
ま、ね。
わかる気はしますが、結局は殻に閉じこもったまま……。
自分と違う価値観にぶつかるたびに心を閉ざし、いかにも自分は被害者面をしてはいい人を演じる……。
後悔の念に苛まれながらも、自分を無理やり肯定していては、いつまでたっても息苦しさからは解放されないものです。
自分は、こんなにも素直で優しいのに、どうして周りの人にはわかってもらえないのだろう?
その理由……。
本当は、自分がいちばん知っているはず……。
でも、それさえ認めたくない自意識の頑なさが、いくら手で払っても消えない霧のように、ずっと付き纏っているのではないですかね。
そう思うと、一抹の寂しさのようなものを感じます。
人は、必ずと言っていいほど意地悪な気持ちを持っているものです。
濃さや厚みに違いがあっても、です。
意地悪な人が嫌い、と言う前に、もっと自分自身を見つめ直してはどうですかね。
誰だって後悔はするものです。
だからこそ、少しでも悔やむことのないように、と頑張っているのではないですかね。
居心地のよさに甘えていないで、本当の意味で頑張ればいいだけです。
傷口を嘗め合っていては、いつまでたっても成長しないもの。
頑張りましょう!

