どんなことも、『これでOK!』みたいな天はなく、継続していく意思は必要なこと。

 

少しでも侮ると痛い目に合うものです。

 

でも、それが身に沁みてわかるのは、いつだって過ぎてから……。

ま、歳を経た今では、多少の慎重さは身につけたにしても……。

 

しあわせに気づきつつ、有難みに疎い感覚。

結局は、まだまだ幼い自分に苦笑いです。

 

 

若い頃は、自分をよく見せようと頑張っていたように思います。

 

今では、身の丈を知っているぶん、はみ出せる枠さえしっかりと把握できているつもり……。

 

 

事実に基づいて製作された映画等を観ると、いつも同じような思いに駆られます。

これまで培ってきた倫理観や価値観だけではどうしようもないことがある、ということ。

 

 

よく、『自分だったらどう?』、と聞く人がいます。

その状況下の経験があれば、自分なら、と答えることが出来ますが、味わったことのない環境での判断は意味を持たない気がします。

 

人はよく見せたいもの。

どうですかね。

 

侵攻された当初、モスクワに打ち込めるのは、あなたの判断しかないはず。

熱かったやかんも、今ではぬるま湯に……。

もう二度と沸点を迎えることがない気がします。

 

無意味なことだとは思います。

私は大統領ではないですからね。

 

どんな事柄にせよ、決して一筋縄ではいかないことくらいは知ってはいるものの……。

 

公開か非公開か……。

ま、総理も大変なご心痛、お察しいたします。

 

昨夜は、DVDを観ていて、パット・ベネターの『シャドウズ・オブ・ザ・ナイト』が耳に残りました。

映画自体もとてもチャーミング。

最後まで一気に楽しく観れました。