昨日は、JEUGIAさんの発表会でした。

かなり緊張しました。

と言うのも、これまでは平場での経験は何度かあるものの、ステージでは初めて。

ライトも暑くて、眩しいほど。

舞鶴市総合文化会館の小ホール。

小さなマイクをホーンの先につけて吹くのも初めての経験でした。

 

リハーサルはボロボロ……。

先週末の赤れんがでのジャズセッションの心地よかった記憶が一瞬遠のきます。

本番は、最初のテーマでまさかのつまづき……。

そのあとは、難なく吹き終えることが出来ました。

ピアノの先生のサポートが温かく、そのおかげだと思っています。

ベネディクト版のシャーロックホームズに出てくるハドソン婦人のような方です。

厳しそう、でも、とてもチャーミング。

そんな感じの先生でした。

 

演奏後、NHKのど自慢のように、司会者さんから話しかけられるのですが、その時に、ピアノの先生のファンになりました、と言うと、司会者さんが私たち二人に握手を促してくれました。

 

また、次回も挑戦したいと思います。

 

家内が映像を撮ってくれていたのをあとで見てみると、ビックリ!

マイクでの演奏はこうも聞こえ方が違うのか、とつくづく思いました。

 

楽器すべてにマイク、ドラムは控えめにひっそりと、ベースは鼓動に圧をかけてきます。

ピアノはエレクトリック・ピアノのようにきらきらと弾け、アルトサックスの音色はまるでMALTA的。

 

それぞれの本来のよさはどこかに……。

小ホール全体に響かせるためには、電気の力を借りないと難しいのかもしれませんね。

 

狭いライブハウスでアコースティックな響きのほうが個人的には好きです。

 

赤れんがでのジャズセッションが音響的にはとてもお気に入りです。

アドリブパートに入った途端に、ドラムが音圧を上げ、手数を増やします。

その勢いを背中で感じつつ、目を閉じながら吹くのは本当に気持ちよかった、と今でも思います。

 

最後に先生方による演奏。

演目は『ブルー・ボッサ』。

やっぱりうまいですね。

 

この曲を初めて知ったのは、東京での一人暮らしの頃。

輸入盤のCDを1600円くらいで売っていた時代です。

買ったのはDISC UNIONの御茶ノ水店あたりだったと思います。

仕事帰りによく途中下車しては立ち寄ったものです。