大手芸能プロダクションの問題が明るみに出てからというもの、芸能人やスポーツ選手らによる過去に起こした不祥事が多発的に顕在化。

ま、もし私が被害者なら、やっぱりそうかもしれません。

今の時流が背中をぐっと押してくれる好機とみると思います。

 

今の世の中、弱みに付け込むような性的暴行や立場を利用しての暴言は、否応なく巷を賑わせ、また自分自身の首をじわじわと絞めていきます。

 

これまでにも、いくつも例はあったはず……。

 

しなければいいのですが、するのであれば、危険区域として理解し、その上で行動を起こす覚悟がないといけません。

 

ま、ね、事実無根という言葉……。

強さよりもはかなさを感じさせます。

 

しなければいいわけです。

 

どうですかね。

 

火のない所に煙は立たぬ、と言います。

また、疑わしきは罰せず、とも……。

 

ロッドのアルバム、『Foolish Behaviour~パンドラの匣』というタイトルを思い出します。

まさにそんな感じですかね。

 

危険を孕む行為は、甘美な痺れを誘うのかもしれません。

 

自分に酔ってしまい、周りが見えなくなってしまう『裸の王様』。

自己の存在感や影響力が増していくにつれ、自己意識は加速度的にうぬぼれへと染まっていく気がします。

 

どんなことも同じですかね。

限界効用逓減の法則に添って動いていきます。

そして、最後にメエルシュトレエムの渦に呑まれてしまうのでしょう。

 

 

人の振り見て我が振り直せ、と周囲に気を配りながら進んでいけば、知らず知らずのうちに忍び寄ってくる怪しい影にも動じずに対処できるのではないですかね。

 

君子危うきに近寄らず……ですかね。

君子という言いまわしには、少し憚れますが……。

 

ある意味、『ブレーキを踏む勇気』という言葉に似ているところがあるのかもしれません。

 

 

ロッドの『Foolish Behaviour~パンドラの匣』は、ロックテイストの強いアルバム。

リアルタイムで買ったレコードのうちの1枚です。

ウィスキーのCMで使われていた『今宵漕がれて』は、個人的には矢沢永吉の『抱かれたい、もう一度』的な感覚です。

メロディやリズムの違いに関係なく、曲が放つ芳香のようなものがそんな気にさせます。

ま、かなり辺境的な個人的見解ですが……。