このところ、練習するたびに微妙な空気に包まれます。

自分が想像している景色に辿り着くまで、あとどれくらいかかるのだろう?

今歩きはじめている道で大丈夫なのだろうか?

的なこと。

ま、趣味の話ですが……。

 

 

先日、YouTubeを見ていて、不思議に気分に襲われました。

それは、過剰なまでに音を細かく区切って、速い指使いでフレーズを組み立てる演奏。

上手なはずの演奏には違いないと思いますが、まったく心に響いてこないことに唖然とします。

合う、合わない、ということもあるかもしれませんが……。

見ていた動画は『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』と『オール・オブ・ミー』。

 

 

今週、アルトサックスのレッスンがあります。

発表会に向けての私なりの『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』。

作為的に音数を増やすことに気を取られるよりも、しっかりと音を鳴らすほうに集中するほうがいいのかも?

ようやく、思うような音を鳴らせるようになってきたように思います。

あとは、どんな練習を重ねていけば、自分が思う演奏に近づくことが出来るのか、を合わせて問うてみたいと思います。


 

焦っても詮無きこと。

頭ではわかっていても、イライラした気持ちに拍車がかかります。

 

ま、結局のところ、自分自身がまだまだ実力という誰の目にも映る鎧を身に着けていない証拠です。

そんなことは痛いほどわかってはいるものの、漠然とした焦燥感は無用な不安を引き連れてきます。

 

Newport Jazz Festival All - Starsの演奏による『オール・オブ・ミー』を聴いていると、たまらなくリラックスします。

こんな演奏ができるように、先ではなりたいものです。

ちなみに、以下当時のメンバーです。

George Wein (p)

Randy Sandke (tp)

Warren Vache (cor)

Lew Tabackin (ts, fl)

Norris Turney (as, fl)

Howard Alden (g)

Eddie Jones (b)

Oliver Jackson (ds)

今でも大好きなアルバムのひとつです。