昨夜は、風が強く、またかなりの雨が降りました。

先日、草刈りをしてよかった、と今朝、溝と土手を見つつ、そう思いました。

 

ま、ね。

どんなこともタイミング。

意図したり、そうでなかったり、とケースバイケース。

 

どんなことでも、上手く回った時はうれしいものです。

 

 

今朝、この前までお世話になっていた福知山のアルトサックスの先生からメールを頂きました。

来年の3月に催される発表会へのお誘いと、来月のクリスマス・コンサートのお知らせ。

 

先生の元を離れているものの、先生の教室の発表会とはうれしい限りです。

また、クリスマス・コンサートは弊社のお得意様であるイタリアン・レストランで。

 

 

若い頃、先のことさえ考えずにアルトサックスを手にしました。

25歳くらいですかね。

 

中学3年生の夏。

縁側のある和室で横たわり、ラジオから流れてくるNHK-FMの番組を何気に聞いていたのがはじまりです。

番組名は忘れましたが、特集名は今でもはっきりと覚えています。

『甦れ、MJQ』というタイトルで、いくつかジャズが流れてきました。

そこからジャズへと傾倒し、レコードを可能な範囲で買ってはプレイヤーの個性を見つけて舌鼓。

それらが助長され、無鉄砲にもアルトサックスを吹いてみよう、と当時は東京での一人暮らし。

荒川の土手に行っては、誰に教わるでもなく、友達や彼女と一緒に、ただ適当に曲を吹いていたものです。

『素敵なあなた』、『枯葉』あたり、誰かの演奏を耳コピして真似をしてはよろこんでみたり……。

 

約25年近く経って、子供も独り立ちし、起こした会社も落ち着いたところで、若い頃に少しかじっていたことを再度取り組んでみようと思ってはじめたのが3つ。

バイク、社交ダンス、そしてアルトサックスでした。

現時点で続いているのはアルトサックスですかね。

社交ダンスは、今でも時々先生の元に伺いますが、どうやらルンバ止まり。

ジルバは、オールディーズのダンスパーティーで、御姉さま方たちと大はしゃぎですが……。

 

まだ1度しかジャズのセッションには参加していませんが、もっともっと練習して、どんどん参加していきたいものです。

でも、上手くなっていく前に私の命のほうが枯れてしまうかもしれませんが……。

枯れる前には、朝日のようにさわやかに、とそんな流れになってみたいものです。

 

 

『枯葉』での個人的No.1は、なんと言っても『サムシン・エルス』に収録された演奏。

緊張感が違いますね。

マイルスの少なめなトランペットの音とは対照的に怒涛となって迫りくるキャノンボールのアルトサックス。

たまりません!

また、最後に収録されている『ダンシング・イン・ザ・ダーク』はノーマン・ロックウェル的な感じがして大好きです。