今日も暑いですね。
連日の熱帯夜。
年を追うごとに対応能力が落ちていくのは当たり前。
でも、それ以上の加速度で、年々夏の気温が上昇していっている気がします。
偏西風の影響とのこと。
南佳孝あたりの曲の歌詞には、カッコよく『偏西風』なんて言葉がよく出てきたものです。
今日は、アルトサックスのレッスン日です。
教えてもらいたいことと、教えてもらっていることのもどかしさのようなものをちょっと感じています。
ただ単に、自分が先走っているだけだとは思いますが……。
やっぱり基礎は大事です。
でも、そのあたりのジレンマについつい惑わされがちに……。
ある意味、ファッション雑誌をめくるのに似ているのかもしれません。
紹介されているシャツやジャケットを着た自分を想像する時に、どういうわけか脳内にはかなり洗練された自分の姿を映し出すものです。
『したいこと』と『できること』の溝を埋めていくのには時間を要するもの。
ヒマラヤ山脈とマリアナ海溝をこしらえた自然の前にはひれ伏すのみです。
ジャズ喫茶をやる頃には、『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』を思うように吹けるようになっていたいものです。
サックスとピアノで強く印象に残っているのは、カウント・ベイシーとズート・シムズが演奏する『イッツ・オンリー・ア・ペーパー・ムーン』です。
高校生の頃、レコードを買いました。
確か、2,300円でしたかね~。
当時は、ベイシーの弾くブロック・コードが変に聞こえたように覚えていますが、今思えば9thや11thの音を一緒に入れているのかも? なんて思いつつ、やっぱり粋だな~、と憧れます。
久し振りに、今夜、ベイシーとズートのそのアルバムを聴いてみようと思います。

