ためようと思わないとたまらないのはお金と経験。
ためようと思わなくてもたまるのは埃と脂肪。
ま、わかってはいるものの、俯瞰してみても無駄が多い気がします。
よく言えば一本気、わるく言えばアスペルガー。
どんなことも紙一重なような……。
人にどう思われようと自分の想いを貫く尊さ、のようなものを強く感じた映画でした。
昨夜観たのですが……。
『リチャード・ジュエル』、この映画も実話がもとになっています。
彼は一夜にして英雄から容疑者へと仕立てられていきます。
風変わりな容姿と融通の利かない思考が周囲の目を誤った方角へと導いていきます。
正義への熱い思いが思わぬ方向へ……。
見た目で判断しがちなことへの警鐘とも取れなくはないですね。
斯く言う私も、見た目や先入観で物事を判断してしまうことも……。
何度も観ていくうちに、また新たな発見が出来そうな映画でした。
さすがは、クリント・イーストウッド。
やることが一段上ですね。

