実話をもとにした映画やドラマは、やっぱり見応えがありますね。
胸に突き刺さります。
『妻と飛んだ特攻兵』という映画。
切なさと儚さが全体に漂います。
火事場泥棒のようなソ連軍に対し、弾薬もなく突っ込んでいく……。
一人でも多くの日本人を逃がすために……。
堀北真希の演技には脱帽します。
それと杉本哲太ですかね。
この人が出演すると必ずピリッと引き締まります。
いろんな立場での正義は、必ずしも一つではないもの。
それは、今の社会でも当てはまります。
従業員の立場。
雇用主の立場。
借りる立場に貸す立場。
高卒や大卒……。
平等と公平は、似てはいるもののまったく違います。
世知辛い世の中で、思いを口にせず、流される振りをしながら、自分の立ち位置をしっかりと保つ……。
強制からは、何一ついい結果を手に入れることはできないような気がします。
現実的に理解し合うということ自体かなり難しいですが……。
おススメです。

