聴いていて思うのは、自分たちだけが楽しんでいてはダメなんじゃないの?

的なこと。

 

アリソン・クラウスやドリー・パートン。

ナンシー・グリフィスあたりのライブ映像を観ていて、こうでなくちゃ! と強く思います。

 

聴いていて身体が自然に左右に揺れたり、いつの間にか足でリズムを刻んでいたり……。

単純なメロディーラインにもかかわらず、同じフレーズを吹かなかったり、と。

 

昨日は、つくづくそんなことを思いました。

 

まだまだ納得できる音が少ない私の技量。

それなのに、見据える平地は遠く彼方。

ギャップがありすぎて、思わず笑ってしまうほど。

 

まずは、メロディーを綺麗に吹くことに専念し、そのあと2コーラス目のなんちゃってアドリブの練習へ。

 

先生に、再度お願いを。

いつまででもいいので、以前お渡ししたナベサダの『オレンジ・エキスプレス』のCD。

譜面お越しお願いします、と。

 

時々、車内で大音量にて聴く『オレンジ・エキスプレス』。

軽く聞き流しても心地よいこんな楽曲でも、ナベサダは同じフレーズを吹きません。

怒涛の60年代を潜り抜け、迎えた80年代。

リラックスしつつも、ついつい湧き出てくるジャズメン魂とでもいうものでしょうかね。

やっぱり、たまりません!

私にとってのアイドルですね。

 

これを聴いていたのは高校生の頃。

同じ頃、I adore~なんて歌詞がありましたね。

スプリングスティーンの『I Wanna Marry You』という曲。

これを聴いたのは高校生の頃。

私にとって、いくつもの魅力的な『憧れ』にかかる橋のひとつでした。