今日も、夏全開の陽射しが降り注いでいます。

半袖の腕をジリジリと焦がしていきそうです。

煙草を吸うのも億劫になってきます。

 

昨日は、早々に床に就きました。

日曜の疲れが抜け切れなかったのかもしれません。

昨日は月曜にもかかわらず、びっしり仕事をしたせいか、くたくたになりました。

バイクで、暗くなった道を飛ばして家へと帰りました。

仕事を終えた充実感とともに、心地よい怠さが身体を包みます。

 

追い詰められると冷静な判断はできないものなのですね。

どんなことでも、範疇を変えるだけで様相が変わるもの。

正しいことと間違っていることが、いつの間にか対岸にそれぞれの正反対の形で顔を見せたりと……。

 

誰にでも自己防衛本能は無意識のうちに備わっているものです。

承認欲求も同じです。

義務先行という物差しで物事を計ってみると、面白いように風向きが変わります。

相手の要望に辛抱強く耳を傾けると、これまで見えてこなかった景色にぶつかることも多々あります。

必ず水は上から下へと流れて行くように、どんなことにも意味や意図が存在しますよね。

そこには、発熱を伴う感覚的なことではなく、冷静で理知的な理由が川底のゆったりとした流れの中には存在しているもの。

次を任せようと思っている従業員に少しずつ教えようと思うのですが、これがなかなかです。

私自身が完璧でもなければ魅力も乏しいと思います。

ただ、基本的な考え方のようなものが根付いてくれれば、と思っています。

 

 

若い頃を振り返ってみると、いろんな場面に直面した時、過去の失敗を巡らしてみたり、先輩の助言に感じ入ったりしたものです。

義務先行の考え方は、そのあたりから身に着いたのかもしれません。

権利ばかりを声を大にしていては、真理さえ見過ごしてしまいます。

 

ある国のEU脱退は、国民投票の結果。

でも、新たな局面を迎え、国民のほとんどが脱退ではなく残留を求めています。

 

どんなことでも、扇情的な意見は本質を覆い隠してしまうきらいがある、と思います。

どんな時でも、揺るがない確かな目を持てるように努力しないといけませんね。

これでいい、という自己満足に甘えるのではなく、さらにその先へいつも視線を向けていたいものです。

ブログで拝見しているみなさんと同じように。

 

おおたか静流さんの『花~すべてのひとの心に花を』という曲が、ふと胸中を掠めます。

目を閉じて、歌詞の向こう側へと思いを馳せます。

陽射しから逃れ、エアコンの効いた部屋でゆっくりと聴きたいものです。