今朝は、雨はやみ、雲の隙間から陽射しが差し込んでいます。

道路のアスファルトは黒く塗れたままですが、このぶんだとお昼ごろには晴れ間に包まれそうです。

雨上りの朝は、気持ちを清々しくさせてくれます。

煩わしいことをすべて洗い流してくれたみたいに。

 

今日は、社交ダンスの個人レッスンがあります。

教えてもらうのは、スピード感溢れるジルバです。

今は、これしか頭にありません。

社交ダンスをされている方から笑われるかもしれませんが、“ジルバは私のダンス”みたいにしたいのです。

向かい合って満面に笑みを湛えて踊るジルバ。

今の時点では、最高に好きなダンスです。

 

ストップ・アンド・ゴーでカッコつけてみたり、ウィンドミルで楽しく弾けたり……。

 

世の中には凄いパーティーがあるもので、その方のブログを見ては、素敵な雰囲気に溜め息が出ます。

私みたいな小心者の初心者が出向く場ではなさそうですが……。

女性の方を素敵に踊らせることができるようになれれば、どんなに楽しいことでしょう。

私にとって、地平線をはるかに超えたところ、決して目で捉えることができない、そんな遠くにあるような目標です。

 

それは、夢のようなもの。

どんなことでも、まずは一歩からですね。

どんな世界でもすごい人はいるものです。

そんな方の片鱗を少しずつでも口に含んで咀嚼し、しっかりと消化ていけば、あとは自分のものへと変わっていくものだと信じています。

香水と同じで、同じ銘柄をつけたところで、もともとのその人が持っている匂いと混じり、その人独特の素敵な香りへと変わっていきます。

 

大切なのは、心の持ちようであり、どうありたいかを頭に描くこと。

 

情報が溢れる中で、頂点を見て、どの裾野に行けばいいかを選択する、確かな意志を持つ必要がありますね。

 

I've been flown around the world in a plane

I've settled revolutions in Spain

 

スタンダードの『I can't get started』という曲の歌詞の一部です。

どうすればいいか、がわかるとあとはしめたものです。

自分が取るべき道に向けて、しっかりと準備をするだけ。

ほらやごまかしではなく、本当の意味で。

歌詞通りに歌わないローズマリー・クルーニー。

貫録さえ感じさせます。バックのメンバーも凄い人ばかりです。

アルバムタイトルも、名前をかけてひねっています。

私は、こういうところに粋を感じます。

アルバム『Everything's coming up Rosie』より。