今朝の空模様は、どんよりとしています。
町全体が、薄いねずみ色に染まっています。
気持ちを引きずられないようにしないといけません。
攻め方を変えるだけで、思い描いた結果をもたらすもの。
考え方を変えて争点をしなやかに躱していく。
弁護士が変わり、保釈へと。
仕事でもよくあることです。
意志を通そうと無理にこじ開けようとすればするほど、貝はきつく蓋をしてしまいます。
肉を切って骨を断つ。
意味合い的には、そのあたりを意識しています。
相手の言い分を聞いたうえで、こちらの意志を少しずつ伝えていく。
今度、英語の手紙を添削して頂いている取引先の社長様に聞いてみたいことがあります。
彼は、15年以上アメリカで、コンサルとして働いていたので、ネイティブとほぼ変わらないと思います。
それは、よくアメリカ映画ででてくるセリフで、何かの言葉を言ったあとについてくる『ロックンロール』という言葉の意味です。
想定外のことに襲われたり、気持ちを高揚させたりする時の言葉のあとに、多々使われます。
『オーマイガッ』とか『オージーザス』とか『カモーン』のように。
なんとなく意味合いはわかるような気がします。
『ロックンロール!』、派手にやらかそうぜ、的な感じがします。
ただ、なんとなくでは――今日の天気のように――どうにも気持ちがすっきりとしません。
昨日、小銭の財布から、周りがギザギザの10円玉を発見しました。
なんだかそれだけでラッキーな気がして、思わず灰皿セットのトレーの上にはねておきました。
器が小さいのが、功を奏しているのかもしれませんね。
小さな幸運を少しずつでも積み上げていけると嬉しく思います。
昨日の社交ダンスのレッスンでも動きの意味合いが理解でき、気持ちも晴れやかに。
西川さんではないけれど、小さなことからコツコツと……。
確実に言えるのは、若い頃の自分には、その片鱗すらなかったということです。
ツケが回ってきた、ということですかね。
Never treats me sweet and gentle the way he should
I got It bad and that ain't good
やさしくしないで、それをしていいのは彼だけ
そうね、夢中になってた私が良くなかったのね
『アイ・ガット・イット・バッド』の歌詞の一部です。
若い頃の遠い想い出ですね。潮騒のように優しく耳の奥で囁きます。
エリントンは、本当にいい曲を尽きない泉のように、私たちへと届けてくれます。
いちばん好きなのは『ジャスト・スクイーズ・ミー』です。
アルバム『ザ・ポピュラー・デューク・エリントン』です。
1曲目から、いい曲が次々に飛び出してきますよ。

