今日も、微妙な雨模様です。

 

ただ確実に言えるのは、例年にない珍しいほどの冬の装いです。

 

国道の両端に根雪もなく、峠の足元辺りはうっすらと緑がかっています。

 

もう、春はそこまで来ているのですね。

 

時折吹く冷たい風に、思わず襟元に手が伸びてしまいますが……。

 

 

 

おかげさまで、という言葉が自然に口をついて出るようになったのはいつ頃からだろう、とふと思います。

 

言葉には言霊というのがあり、意識して使うことによって、自然に思いが身についてくるもの、と若い頃よく耳にしました。

 

表面的ではなく本質を見極めることの大切さも、同じように意識するようになりました。

 

“韓信の股くぐり”の逸話は、若い頃にはとても刺激的に映り、またホームズには、注意深く観察する思慮深さの粋のようなものを感じたものです。

 

小より大をとる。

 

目の前のこと(利益)ばかりを優先せずに、先を見通しを踏まえて判断していく。

 

仕事もプライベートも同じです。

 

気づくと応援してくれる方ばかりで、なんとも心強くも有難い限りです。

 

 

 

先日ニュースになった議員さんの女性からの訴訟問題。

 

せっかく積み上げてきたものが、ぐずぐずと崩れてしまいます。

 

自民党も離党されるようで、いかんともしがたいです。

 

応援してくださった方への顔向けさえできません。

 

 

自分一人が生きているのではなく、周りに支えられて活かされていることを思えば、自ずと考え方も定まるもの。

 

ヨウ、ソロウ!

 

夢へと続く明るい未来へと舵を切ったら、セイルいっぱいに思いの丈を広げ、そのまま前に向かって突き進みたい、と思います。

 

 

ain't there something I can give you

in exchange for everything you give to me

reach my mind and make me feel just fine

when I think my peace of mind is out of reach

『GIVING YOU THE BEST I GOT』の歌詞の一部です。

若い頃は、この歌詞みたいに激しい熱にうなされていました。

ピュアだった頃の気持ちが清々しく思い出されます。(今もピュアですが……)

このあたりのジャンルの方は、本当に歌い方がツボを得ていて素晴らしいと思います。

ジャズシンガーの方で、ソウル、R&Bから出てこられた方は、抑揚が波のように身体を包み込んでくれます。

アニタ・ベイカーでアルバム『ギヴィング・ユー・ザ・ベスト』より。